【杭州アジア大会】「勝ちたかったですけど、今日は相手が強すぎた」(奈良岡功大)〈準決勝選手コメント-03〉

4年に一度、アジアの頂点を決めるアジア大会(中国・杭州)バドミントン競技は、10月6日、個人戦準決勝が行なわれた。ここでは日本選手の試合後のコメントを紹介する。

奈良岡功大

男子シングルス準決勝、石宇奇(中国)に0-2で敗退

――第1ゲームはなかなか点数を取れなかった。第2ゲームはどう切り替えたか

守りすぎてたんで、少し攻めようと思ったんですけど、相手が強すぎました。動きが早くて、 何を打っても決まらないし、ロブを上げたら一撃がくる。ヘアピンも倍返しにいいヘアピンを打ってきて。どうすればいいのか、迷ってしました。足にも違和感があって、体の状態もギリギリだったので、省エネでプレーできればと思いましたが、通用する相手ではなかったです。勝ちたかったですけど、練習不足もあったし、仕方ないです。

――それでも第2ゲーム終盤のロングラリーで会場を沸かせた

あれは、めっちゃ頑張りました(笑)。足がつりそうになるくらい。スピンネットを打ったけど、相手が返してきて。最後、ライン上にかかるスマッシュを決められました。

――銅メダルという結果に関しては、どう受け止めているか

3位ということは、よかったです。ケガもあり、もともと出場できるかどうかわからなかった。とりあえずやってみようという感じで、セーブしながらやって、ベスト4までこられた。(世界ランキング、五輪レースにつながる)ポイントも取れて、メダルももらえたし、結果的にはよかったかなと思います。

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/Badmintonphoto

投稿日:2023/10/06

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