【世界ランキング】奈良岡功大は日本最上位の4位をキープ!山口茜は1位変わらず!<シングルス>

7月25日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。韓国OP(Super500)の結果が反映され、トップランカーの順位に変動があった。ここでは男女シングルスのランキングを紹介する。

【男子シングルス】

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ビクター・アクセルセン(デンマーク)が、男子シングルスでは唯一の10万ポイント超えで1位を独走。2位のアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)とは、約1万4000ポイントという大差がついている。

日本勢1番手は、韓国OPベスト4の奈良岡功大(4位/上写真)。同世代のライバル、クンラビット・ビティサラン(タイ)が、すぐ上の3位にいる。二人の差は、わずか893ポイントだ。5位は石宇奇(シー・ユーチー)、6位は李詩灃(リ・シフェン)と中国が並び、こちらも僅差で同国1番手を争っている。

王者・アクセルセンに続くデンマークの2番手、アンダース・アントンセンが韓国OP優勝の9200ポイントを加え、4ランクアップの12位。その前の11位にいるのが、日本勢2番手の西本拳太。3番手の常山幹太は2ランクダウンの17位と後退した。

4番手以降は、渡邉航貴が4ランクアップの33位。先週53位だった桃田賢斗は、13ランクアップして40位まで順位を上げた。6番手以降は、大林拓真(47位)、田中湧士(59位)とB代表が並ぶ。

【女子シングルス】

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17位まで順位変動がなかった女子シングルス。1位の山口茜が10万4517ポイント、2位のアン・セヨン(韓国)が10万2264ポイント。アン・セヨンは韓国OP優勝のポイントを加えて差を縮め、トップ争いはさらに熾烈になっている。「4強」だった女子シングルスだが、3位の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、4位の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が、少し離されてきた。

なお、中国勢は、何冰嬌(へ・ビンジャオ/5位)、韓悦(ハン・ユェ/9位)と3人が10位以内にいて、さらに11位にも王祉怡(ワン・ジーイ)がいる。五輪出場枠2に向けて、同国内で競い合う展開が続く。

日本勢2番手は、大堀彩(26位)、仁平菜月(28位)、川上紗恵奈(31位)の3人による争い。ポイント差も大きくなく、どう順位が入れ替わってもおかしくない状況だ。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/07/27
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