【韓国OP2023】松本&永原が地元韓国ペアを撃破!山口茜、渡辺&東野らもベスト4入り!<準々決勝結果>

7月21日に開催されたBWFワールドツアー・韓国OP(麗水/Super500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

2回戦/3日目結果
(7月20日)

1回戦/2日目結果
(7月19日)

1回戦/初日結果
(7月18日)

2ペアが準々決勝に勝ち進んだ女子ダブルスは、松本麻佑(上写真・右)/永原和可那がベスト4入りを決めた。上位進出をかけて戦った相手は、地元韓国の李紹希(イ・ソヒ)/ペク・ハナ。第1ゲームは互いにポイントを奪い合う展開となったが、終盤18オールから先に抜け出した松本/永原が21-19で先制した。

第2ゲームも逆転をねらう韓国ペアと競り合いを演じたが、9-8から連続ポイントをつかんだ松本/永原が16-12とリード。終盤に点差を詰める相手をしっかり振り切った松本/永原が、最後は21-17で勝利を飾り準決勝進出を決めた。

女子ダブルスで勝ち残ったもう1ペアの中西貴映/岩永鈴は、第1シードの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)から第1ゲームを21-15で制したが、第2、3ゲームを奪い返され逆転負け。上位進出はならなかった。

男子シングルスは奈良岡功大が香港の李卓耀(リー・チョクイゥ)と対戦。第1ゲームは序盤から先行した奈良岡が21-17で制すと、第2ゲームも8-11から9連続得点などで逆転し21-18。2-0のストレート勝利を飾った奈良岡が、準決勝に勝ち進んだ。

前日に渡邉航貴との日本人対決を制した西本拳太は、アンダース・アントンセン(デンマーク)から第2ゲームを奪取。ファイナル勝負に持ち込んで17-11でリードをつかんだが、ここから連続失点で逆転を許し、最後は18-21で敗戦。準決勝の切符を逃した。

女子シングルスは、山口茜が地元の韓国選手をファイナルゲーム12本に抑えて順当に準決勝へ。混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗も、韓国のベテランペアを2-0で退けた。男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾、竹内義憲/松居圭一郎がともに準々決勝で敗退。保木/小林はインドのシェティ/ランキレッディに0-2負け。竹内/松居は、韓国ペアにファイナル勝負の末に敗れている。

21日の結果、22日の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(7月21日)

奈良岡功大②〔21−17、21−18〕0●李卓耀(香港)43分

ロー・ケンイゥ(シンガポール)②〔22−20、21−19〕0●ン・ツェヨン(マレーシア)45分

石宇奇(中国)②〔21−7、13−21、21−18〕1●陸光祖(中国)68分

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−11、10−21、21−18〕1●西本拳太69分

▼準決勝(7月22日)

奈良岡功大 – ロー・ケンイゥ(シンガポール)

石宇奇(中国) − アンダース・アントンセン(デンマーク)

【女子シングルス】

▼準々決勝(7月21日)

山口茜②〔21−17、19−21、21−12〕1●金ガウン(韓国)58分

戴資穎(台湾)②〔21−17、21−15〕0●張藝曼(中国)35分

陳雨菲(中国)②〔10−21、25−23、21−12〕1●王祉怡(中国)79分

アン・セヨン(韓国)②〔21−7、21−6〕0●シム・ユジン(韓国)24分

▼準決勝(7月22日)

山口茜 – 戴資穎(台湾)

アン・セヨン(韓国) − 陳雨菲(中国)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(7月21日)

王昶/梁偉鏗(中国)②〔21−11、21−10〕0●金ヨンヒュク/ワン・チャン(韓国)23分

徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)②〔22−20、18−21、21−14〕1●竹内義憲/松居圭一郎72分

シェティ/ランキレッディ(インド)②〔21−14、21−17〕0●保木卓朗/小林優吾(インド)40分

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔21−9、23−21〕0●ゴー・SF/N・イズッディン(マレーシア)38分

ファイナルゲームに持ち込んだ竹内(右)/松居は勝利をつかめず。それでもカナダOPから2大会連続ベスト8の成績を残した

▼準決勝(7月22日)

アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − 徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)

シェティ/ランキレッディ(インド) − 王昶/梁偉鏗(中国)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(7月21日)

陳清晨/賈一凡(中国)②〔15−21、21−9、21−7〕1●中西貴映/岩永鈴54分

鄭雨/張殊賢(中国)②〔21−12、22−20〕0●胡綾芳/林篠閔(台湾)33分

金昭英/孔熙容(韓国)②〔21−16、20−22、21−12〕1●李汶妹/劉玄炫(中国)71分

松本麻佑/永原和可那②〔21−19、21−17〕0●李紹希/ペク・ハナ(韓国)49分

▼準決勝(7月22日)

陳清晨/賈一凡(中国) − 鄭雨/張殊賢(中国)

松本麻佑/永原和可那 – 金昭英/孔熙容(韓国)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(7月21日)

蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔21−16、21−17〕0●鄭思維/黄雅瓊(中国)

渡辺勇大/東野有紗②〔21−17、21−9〕0●高成炫/嚴恵媛(韓国)

馮彦哲/黄東萍(中国)②〔21−10、21−15〕0●緑川大輝/齋藤夏

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔18−21、21−14、21−19〕1●徐承宰/蔡侑玎(韓国)

▼準決勝(7月22日)

渡辺勇大/東野有紗 − 蒋振邦/魏雅欣(中国)

デチャポル/サプシリー(タイ) − 馮彦哲/黄東萍(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/07/21
■関連キーワード

                     

人気記事ランキング

閉じる