【世界ランキング】タイのエース・クンラビットが3位に浮上!世界女王・山口茜は首位キープ!<シングルス>

6月6日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週のタイOP(Super500)のポイントが加算され、各種目の上位陣に変動があった。ここでは、男女シングルスのランキングを紹介する。

【男子シングルス】

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ビクター・アクセルセン(デンマーク)が唯一の10万ポイント超えで1位を独走。個人戦のワールドツアーは、3月のスイスOP(S300)以降は参戦していないが、昨年の好結果によって引き続き高いポイントをキープしている。

2位は8万ポイント台でアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)、3位には2ランクアップのクンラビット・ビティサラン(タイ/上写真)が入った。クンラビットはタイOPで地元Vを遂げ、9200ポイントを加算。自身最高位に浮上している。日本勢トップの奈良岡功大は、同年代のクンラビットに抜かれ、1ランクダウンの4位となった。

日本勢2番手は変わらず、11位の西本拳太。追いかける常山幹太は1ランクダウンの15位。2万ポイント以上の差をつけられて、桃田賢斗(32位)、渡邉航貴(34位)が続く。

【女子シングルス】

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山口茜(上写真)が、唯一の10万ポイント超えで1位。今季出場したワールドツアーなどの国際大会は、すべてベスト4以上と安定した成績を残しており、2位以下のアン・セヨン(韓国)、戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)、陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)を抑えて首位をキープしている。中国勢は、何冰嬌(へ・ビンジャオ/5位)、王祉怡(ワン・ジーイ/7位)、韓悦(ハン・ユェ/10位)と、10位以内に4人がランクイン。同国での激しい競争が展開されている。

日本勢2番手の奥原希望は、1ランクダウンの20位に後退。すぐ後ろに、大堀彩(25位)、仁平菜月(26位)、川上紗恵奈(27位)が迫っている。パリ五輪に向けて、少しでもポイントを加え、順位を上げていきたい。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/06/07
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