国内のランキング上位選手が集う2023日本ランキングサーキット（5月27日－31日／埼玉・サイデン化学アリーナ）。2日目の5月28日は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは混合ダブルスの注目ペアのコメントを紹介。

【混合ダブルス】

柴田一樹（右）＆尾﨑沙織（NTT東日本）

2回戦：西谷春樹／生木萌果（三菱自動車京都／Cheerful鳥取）に2-0で勝利

柴田「男子ダブルスとはタマ回しが違って、うまくいかないこともありますが、尾﨑先輩に助けていただいています。しっかりタマをつくってくれるので、自分が思いきって打っていける。ここからさらに調子を上げていきたいです。しっかり攻めていくことが、先輩との共通認識としてあります。先を見ず、一つひとつのプレーを全力でやっていきます」

尾﨑「昨日は、出だしがあまりよくなかったのですが、今日は自分たちのよいところを最初から出していけたと思います。パートナーはアタック力がすごくあるので、私は、打たせるタマをしっかりつくることを考えてプレーしています。攻撃力が、とても心強いです。明日からも、自分たちができることをしっかりやって、そのなかで勝っていければと思います」

竹内宏気（左）＆内山真希（丸杉）

2回戦：西大輝／佐藤灯（龍谷大／レゾナック）に2-1で勝利

竹内「若くて勢いのある相手だったんですけど、自分たちが気持ちの部分で引いてしまうことがなかった。まだ修正すべき点はありますし、試合のなかで、もがきながらプレーしていますが、内山にとってもいい経験ができていると思うし、ミックスを通じてダブルスの試合にもいい影響が出てくれればと。1試合でも多くコートに立てるように、明日からも頑張ります。一戦一戦、悔いのないように、大事に戦っていければと思います」

内山「自分が決めることはほとんどないので、我慢してつなぐことを心がけました。ミスもありましたけど、今日の試合では、いつも以上に我慢できたと思います。ただ、相手に押されがちなので、読みや間合いを考えて、相手ペアとしっかり戦えるようになりたい。自分の成長のために、今大会のミックスの経験を生かしていきたいです」

取材・文／バドミントン・マガジン編集部

写真／平野貴也