【全英オープン2023】伝統の全英が開幕!金子&松友、山下&篠谷らが1回戦を突破!<初日結果>

3月14日にBWFワールドツアー・全英選手権(バーミンガム/Super1000)が開幕した。大会初日は各種目1回戦の半分が行なわれ、伝統と格式のある最高峰の舞台で日本代表も熱戦を繰り広げた。

混合ダブルスは金子祐樹(上写真・左)/松友美佐紀、山下恭平/篠谷菜留が白星を奪取。金子/松友はマレーシアペアと接戦に。第1ゲームは、金子/松友が21-19で先制すると、第2ゲームは24-22でマレーシアペアが奪い返す。ファイナルゲームは、序盤で8連続ポイントで点差を広げた金子/松友が、後半に猛追する相手ペアを振り切って21-17で勝利。2回戦へと勝ち進んだ。山下/篠谷は、地元イングランドのエリス/スミスとの勝負に挑み、2-0のストレート勝ち。過去には全英で上位進出したことのあるペアを下し、1回戦を突破した。

女子ダブルスは、松本麻佑(上写真・左)/永原和可那、中西貴映/岩永鈴、加藤佑奈/廣上瑠依の3ペアが登場。松本/永原は、前週のドイツOP(S300)の準々決勝で敗れているマレーシアのタン/ティナーと対戦。1-1のファイナルゲームとなった勝負は、松本/永原が8オールから先に抜け出し21-15で勝利。2回戦進出を決めた。中西/岩永は第1シードの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)に0-2で敗戦。加藤/廣上も昨年の全英準優勝の中国ペアに11本、12本で敗れた。

このほか、男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾と竹内義憲/松居圭一郎の日本人ペア対決を、保木/小林が勝利。女子シングルスは、奥原希望、川上紗恵奈の2選手が登場するも、どちらも0-2のストレート負けを喫し、1回戦敗退となった。

3月14日の日本選手の結果、15日の対戦カードは以下の通り。

【女子シングルス】

▼1回戦(3月14日)

川上紗恵奈●0〔21−23、11−21〕②王祉怡(中国)38分

奥原希望●0〔11−21、15−21〕②ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)36分

▼1回戦(3月15日)

山口茜 – ミア・ブリックフェルト(デンマーク)

大堀彩 – ブサナン・ンバルンパン(タイ)

【男子ダブルス】

▼1回戦(3月14日)

保木卓朗/小林優吾②〔21−12、21−14〕0●竹内義憲/松居圭一郎33分

▼1回戦(3月15日)

古賀輝/齋藤太一 – ベイ/モーヘッド(デンマーク)

【女子ダブルス】

▼1回戦(3月14日)

松本麻佑/永原和可那②〔21−13、15−21、21−15〕1●タン/ティナー(マレーシア)55分

中西貴映/岩永鈴●0〔11−21、13−21〕②陳清晨/賈一凡(中国)37分

加藤佑奈/廣上瑠依●0〔11−21、12−21〕②鄭雨/張殊賢(中国)33分

▼1回戦(3月15日)

福島由紀/廣田彩花 マックフェルソン/トランス(スコットランド)

志田千陽/松山奈未 – チェ/ウー(カナダ)

【混合ダブルス】

▼1回戦(3月14日)

緑川大輝/齋藤夏●1〔20−22、21−18、24−26〕②李晉熙/芷柔(香港)67分

金子祐樹/松友美佐紀②〔21−19、22−24、21−17〕1●チェンTJ/トーEW(マレーシア)65分

山下恭平/篠谷菜留②〔21−16、21−17〕0●エリス/スミス(イングランド)45分

地元イングランドペアを退けて2回戦進出を決めた山下恭平(左)/篠谷菜留

▼1回戦(3月15日)

渡辺勇大/東野有紗 – 鄧俊文/謝影雪(香港)

【男子シングルス】

▼1回戦(3月15日)

奈良岡功大 – 陸光祖(中国)

西本拳太 – ブライアン・ヤン(カナダ)

常山幹太 – 石宇奇(中国)

桃田賢斗 – クンラビット・ビティサラン(タイ)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/03/15
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