【世界ランキング】シンガポールの第一人者、ロー・ケンイゥが5位に浮上!桃田賢斗は7位に後退<シングルス>

10月4日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。日本勢は海外遠征などで結果を残したB代表がポイントを重ね、軒並み順位を上げている。ここでは、男子シングルス、女子シングルスの変動を紹介しよう。

【男子シングルス】

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世界王者のビクター・アクセルセン(デンマーク)が、12万2606ポイントで1位を独走。2位は同じデンマークのアンダース・アントンセン。デンマークのワンツーだが、その差は約3万ポイントだ。3位にリー・ジジャ(マレーシア)、4位に周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)が続き、2ランクアップのロー・ケンイゥ(シンガポール/上写真)が5位で追走する。

桃田賢斗は2019年ワールドツアーファイナルズ優勝のポイントが消滅したことで、2ランクダウンの7位に後退。一時は10万超えだったポイントは、7万ポイント台にまで減っている。日本勢2番手の西本拳太は1ランクアップの15位、常山幹太も同じく1ランクアップの16位。その差は約1000ポイント。

ベトナムOPで優勝を飾った奈良岡功大が、5500ポイントを加えて4ランクアップの24位に浮上。5万ポイント台に載せてきた。奈良岡としのぎを削ってきた渡邉航貴は、1ランクダウンの44位。その差が1万5815ポイントと開いている。

【女子シングルス】

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山口茜、戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)、アン・セヨン(韓国)、陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)と、アジア勢による上位独占は変わらず。ただし、先週までは4人が10万ポイント超えだったが、4位の陳雨菲は9万ポイント台に減らした。すぐ下の5位にはキャロリーナ・マリーン(スペイン/上写真)が、4576ポイント差でつけている。

日本勢2番手の奥原希望は、1ランクダウンの9位に後退。山口との差は3万4173ポイントと開いている。B代表の川上紗恵奈が2ランクアップの33位。29位の大堀彩との差は5272ポイントだ。6番手以降は順番が変わり、14ランクアップの70位に郡司莉子(2万3991ポイント)、13ランクアップの74位に仁平菜月(2万3091ポイント)。2ランクダウンの78位に髙橋明日香(22000ポイント)と僅差。70位の郡司と78位の髙橋の差が1991ポイントと、毎週、目が離せない展開だ。

BWFは来年1月3日発表の世界ランキングから、通常通り1年間の成績で構成するランキングとして更新することを発表。そのため、今年の8月2日以降、これまで反映されていた過去の結果(2019年3月以降)を随時削除している。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/10/05
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