【ジャパンOP】インドのスリカンス・キダムビがリー・ジジャを破り2回戦へ<海外注目選手-2日日>

8月30日に開幕したダイハツヨネックスジャパンオープン(丸善インテックアリーナ大阪/Super750)は、大会2日目に各種目1回戦の残り半分が行なわれた。世界選手権からの連続開催となった今大会は、男子シングルスの世界王者となったビクター・アクセルセン(デンマーク)や、男子ダブルスでマレーシア勢初の世界一となったアーロン・チア/ソー・ウィーイクがケガなどを理由に棄権したが、多くのトップ選手らが参戦。大阪の地で頂点をねらう。ここでは、海外注目選手の結果をお伝えする。

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リー・ジジャを破ったスリカンス・キダムビ(インド)

ドローのボトムハーフの1回戦が行なわれた男子シングルス。インドのスリカンス・キダムビが第5シードのリー・ジジャ(マレーシア)に22-20、23-21で勝利し、2回戦進出を決めている。第3シードのアンダース・アントンセン(デンマーク)、第7シードのジョナタン・クリスティ(インドネシア)らシード勢が2回戦へ進んでいるが、第2シードの桃田賢斗はチコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ(インドネシア)に敗れ、1回戦で姿を消した。

1回戦からファイナルゲームを戦った戴資穎

女子シングルスは、山口茜をはじめシード勢が順当に2回戦へ進んだ。第2シードの戴資穎はミア・ブリックフェルト(デンマーク)に第1ゲームを奪われ、ファイナルゲームにもつれる試合を制した。

男子ダブルスのレジェンド、セティアワン(左)/アッサン

男子ダブルスでは第2シードの保木卓朗/小林優吾(日本)が敗れたのが最大のアップセット。先週の世界選手権で銀メダルを獲得したセティアワン/アッサンは、疲れもある中でも、しっかり勝利をものにした。また、同じく女子ダブルスで世界選手権金メダルの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)、銀メダルの金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)とも順当に2回戦へ進んでいる。

混合ダブルスでは、世界王者の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)、東京五輪金メダリストの王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)、世界ランキング1位のデチャポル/サプシリーが登場。危なげなく2回戦進出を決めている。

【男子シングルス】

▼1回戦(8月31日)

スリカンス・キダムビ(インド)②〔22−20、23−21〕0● リー・ジジャ(マレーシア)38分

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−13、21−10〕0● トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)37分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−13、22−24、21−10〕1● マーク・カルジョウ(オランダ)59分

ラスムス・ゲンケ(デンマーク)②〔21−16、21−16〕0●ナット・グエン(アイルランド)50分

【女子シングルス】

▼1回戦(8月31日)

陳雨菲(中国)②〔21−12、21−15〕0● リーネ・フォウマーク・カエスウェルト(デンマーク)33分

戴資穎(台湾) ②〔14−21、21−15、21−14〕1● ミア・ブリックフェルト(デンマーク)58分

【男子ダブルス】

▼1回戦(8月31日)

催率圭/金ワンホ(韓国) ②〔19−21、23−21、21−15〕1● アルジュン/カピラ(インド)65分

スパク/キッティヌポン(タイ) ②〔21−19、21−15〕0● ゴーVS/リムKW(マレーシア)34分

【女子ダブルス】

▼1回戦(8月31日)

金昭英/孔熙容(韓国) ②〔21−11、21−10〕0● ホンデリッチ/ツァイ(カナダ)36分

杜玥/李汶妹(中国) ②〔11−21、21−15、21−16〕1● ベンパヤ・アイムサード/ヌンタカン・アイムサード(タイ)53分

【混合ダブルス】

▼1回戦(8月31日)

ジケル/デリュウィ(フランス) ②〔21−16、26−24〕0● ヴィレガー/トラン(フランス)50分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/09/01

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