【台北オープン2022】日本勢は3種目で準優勝!奈良岡は周天成とのファイナル勝負に屈す<決勝戦結果>

7月24日に開催されたBWFワールドツアー・台北OP(Super300)最終日は、各種目の決勝戦が行なわれた。日本勢は3種目で決勝の舞台に進み、トップランカーと熱戦をくり広げた。

7月23日
準決勝結果

男子シングルス決勝には、前週のシンガポールOPから2大会連続でファイナリストとなった奈良岡功大(上写真)が登場。地元台湾のエース、周天成(チョウ・ティエンチェン)と対戦した。

第1ゲームを先制したのは奈良岡。序盤から先行して試合を進めると、21-14でモノにし優勝に王手をかける。しかし、地元Vをねらう周天成は、ここから本領を発揮。第2ゲームは11-9から8連続ポイントで押しきってファイナルゲームに持ち込むと、スピードが上がらない奈良岡を後半もしっかり抑えて勝利。周天成が地元制覇を遂げた。奈良岡はシンガポールOPに続き、準優勝で大会を終えている。

女子シングルスは、同じく地元優勝をねらう戴資穎(タイ・ツーイン)に日本の川上紗恵奈(上写真)が挑戦。第1ゲームは7-12から12オールに持ち込むなど、ねばり強く戦った川上だが、その後は点数の取り合いに屈して17-21。第2ゲームも10-15から16オールに戻して見せ場をつくったが、最後は川上が4連続失点を喫して敗戦。0-2のストレート負けとなったが、Super300の大会で準優勝を飾った。

女子ダブルスは、ツアー4大会目となる加藤/廣上(上写真・左)がSuper300の決勝に進出。香港ペアとの対戦は、第1ゲームを先に奪われたものの、第2ゲームは21-18で制して最終ゲームへ。中盤まで接戦となったものの、後半14-19とリードを許した加藤/廣上。4連続ポイントで18-19まで迫ったが、最後は相手に振り切られて敗戦。惜しくも2位で大会を終えている。

24日の決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

周天成(台湾)②〔14−21、21−10、21−6〕1●奈良岡功大61分

地元のヒーロー、周天成(右)との対戦でファイナル勝負に持ち込んだ奈良岡功大。優勝は逃したが、2大会連続で決勝に進出するなど好結果で遠征を終えている

【女子シングルス】

戴資穎(台湾)②〔21−17、21−16〕0●川上紗恵奈37分

シンガポールOPではベスト4の川上(左)が2大会連続で上位進出を果たした

【男子ダブルス】

ティKW/マンWC(マレーシア)②〔21−18、11−21、21−18〕1●王齊麟/李洋(台湾)54分

【女子ダブルス】

芷柔/曾曉昕(香港)②〔21−15、18−21、21−19〕1●加藤佑奈/廣上瑠依60分

Super300の大会では初の決勝進出を遂げた加藤(左端)/廣上。準優勝に終わったが、決勝も好勝負を演じた

【混合ダブルス】

李晉熙/芷柔(香港)②〔21−8、21−9〕0●ルッタナパク/チャシニー(タイ)30分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/07/24
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