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【徳島IH2022】夏の熱き闘いを制するのはどのチームか<男子団体展望>

高校生の夢舞台・インターハイ(全国高校総体)。バドミントン競技は7月23日に開会式が行なわれ、競技は24日、25日に団体戦、26日から28日まで個人戦を実施する。

ここでは、インターハイ特別企画として、『バドミントン・マガジン8月号』で掲載中の展望記事をバド×スピ!に公開。男子団体の展望を紹介する。

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春王者・ふたば未来の連覇はいかに。
埼玉栄の挑戦にも注目

5年ぶりに春の選抜を制した、ふたば未来学園。個人単複も優勝した齋藤駿(写真)や岩野滉也ら3年生がチームをけん引し、連覇をめざす

昨年のインターハイ、そして今年3月の選抜を制したふたば未来学園(福島)が、今夏も頂点に一番近い存在と言えるだろう。選抜3冠の齋藤駿をはじめ、岩野滉也、谷岡大后といったシングルス陣の安定感が光る。春は2本落としたダブルスも強化し、隙のない戦いをくり広げそうだ。「一人ひとりが力を出しきり、最後まで全員で戦う意志を貫いていきたい」と本多裕樹監督。めざすは春に続く3種目制覇だ。

ただし、団体戦は第1シードながら同じ山に宿敵・埼玉栄(埼玉)が入り、ともに勝ち上がれば準々決勝で対戦する厳しい組み合わせ。コロナの影響で選抜の舞台に立てなかった悔しさを夏にぶつける埼玉栄は、21年インターハイ複8強の井上誠也/川邊悠陽などU19日本代表を数多く擁し、総合力が高い。この大一番を制したチームが、夏の栄光に近づきそうだ。

それを止めにかかるのは、高岡第一(富山)や瓊浦(長崎)、東大阪大柏原(大阪)といった強豪校。選抜では初めて決勝に進んだ高岡第一(富山)は、個人戦で日本一を経験する大田隼也/佐々木大樹がチームの中心。課題としていたシングルス強化の成果を発揮したい。

春以降、「ねばり、しぶとく、泥臭く」をテーマに取り組んできたという高岡第一。2021年選抜でダブルス優勝を飾ったエース・大田隼也(左)/佐々木大樹の勝利から勢いに乗りたい

瓊浦は九州大会3冠の櫻井煌介を軸に、選抜3位の無念を晴らして悲願の頂点に立てるか。同じく3位の東大阪大柏原は、府予選で2年生の神山剛輝が3種目を制するなど成長著しい。底上げしたチーム力で、初の日本一に挑む。

そのほか有力なのは、名経大市邨(愛知)や自由ケ丘(福岡)など、選抜でベスト8に名を連ねた実力校たち。また、平田璃月と城戸郁也の二人が主力の水島工(岡山)や、選抜複3位の山岡陸歩/安保武輝を擁する聖ウルスラ学院英智(宮城)も、一層力をつけて夏に挑むだろう。大会初日から目が離せない戦いが続きそうだ。

2018年の夏以降、全国大会で常に3位をキープする東大阪大柏原は、準決勝の壁を越えられるか(写真は複エースの犬嶋宏介〔左〕/野村波輝)
九州の雄・瓊浦も優勝候補。今夏が集大成となる3年生を主体に、悲願の優勝を達成できるか。キャプテンの櫻井煌介がチームを引っ張る

★Close-up!
埼玉栄(埼玉)

男子で過去最多12回の優勝を誇る埼玉栄。夏の勝ち方を熟知する大屋貴司監督は、「いくら技術があっても最後は足が止まったほうの負け。どこより走り込む気持ちでやってきた」と大舞台に向けて選手たちの体力を強化。経験不足を補うためにも、例年以上の練習量で夏に挑む。

今年は複エースの井上(写真右)/川邊(左)をはじめ、2年生で県大会の単を制した沖本優大など層が厚く、隙は見当たらない。キャプテンの井上は「選抜の悔しさをバネにやってきた。団体優勝を一番の目標に、全員で頑張っていきたい」と意気込む。昨夏は決勝でふたば未来に敗れて準優勝。最強の挑戦者として雪辱を果たしにいく。

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文/バドミントン・マガジン編集部(本稿はバド×スピ!に掲載するにあたり、一部加筆・修正をしています)

写真/BBM

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