日本代表の緑川大輝&齋藤夏、山田尚輝&池内萌絵が順当に準々決勝に進出!【全日本総合バドミントン2021】<混合ダブルス2回戦>

日本の頂点をかけて争われる第75回全日本総合バドミントン選手権(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。世界選手権(スペイン・ウエルバ)に出場した日本代表選手らは不参加となったが、国内の各カテゴリーのトップ選手らが集結。日本一をめざして白熱した戦いを繰り広げている。ここでは、各種目のダイジェストを紹介する。

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【混合ダブルス】

昨年準優勝の第1シード、西川裕次郎/尾﨑沙織(NTT東日本)が棄権。優勝候補がコートに立つことなく大会を去った。西川/尾﨑と同じ混合ダブルス日本B代表、緑川大輝(上写真・左)/齋藤夏(早稲田大/ACT SAIKYO)は、第2シードのため今日の2回戦が初戦。インターバルでは笑顔でコミュニケーションを取りながら、コートでは磨き上げたプレーを披露。わずか24分で勝負を決めた。緑川は、夕方に行なわれた男子ダブルスでも勝利。2種目でベスト8進出を果たしている。

もう1ペアの日本B代表、山田尚輝/池内萌絵(日本体育大/七十七銀行)は、1回戦に続いてストレート勝利。準々決勝では、緑川/齋藤と山田/池内が激突。大会4日目にして、優勝のチャンスをつかみ取るための大一番を迎える。

2回戦で唯一、ファイナルゲームとなったのが、浦井唯行/清水望(丸杉/昭和電工マテリアルズ)vs西大輝/生木萌果(龍谷大)。社会人ペアを倒して勝ち上がった西/生木が、第1ゲームを先取。しかし、元・混合ダブルスB代表の浦井を相手に逃げきれず。大学生ペアのベスト8入りはならなかった。

浦井(右)/清水は第1ゲームを先取されるも、落ち着いて主導権を奪い返し逆転勝ちに成功
日本B代表の山田(左)/池内もベスト8に進出。準々決勝ではB代表対決に挑む

▼準々決勝

三上楓/石澤未夢(三菱自動車京都/PLENTY GLOBAL LINX) − 市川和洋/加藤美幸(ジェイテクト/ACT SAIKYO)

仁平澄也/朝倉みなみ(NTT東日本) − 荒井大輝/石橋麻美子(金沢学院クラブ/昭和電工マテリアルズ)

浦井唯行/清水望(丸杉/昭和電工マテリアルズ) − 権藤公平/重田美空(ジェイテクト/ACT SAIKYO)

山田尚輝/池内萌絵(日本体育大/七十七銀行) − 緑川大輝/齋藤夏(早稲田大/ACT SAIKYO)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

投稿日:2021/12/27

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