【世界ランキング】インドネシアOP優勝の志田千陽&松山奈未は2ランクアップで7位に浮上!<ダブルス>

11月30日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。インドネシアOPの結果が反映され、上位陣の順位が動いた種目があった。ここではダブルス3種目を紹介する。

【女子ダブルス】

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上位陣に変動なく、福島由紀/廣田彩花、陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が、1、2位をキープ。李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン)、金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)の韓国2ペアが、3、4位から追い上げている。さらに、世界選手権3連覇がかかる松本麻佑/永原和可那が5位で続く。

6位は東京五輪金メダルのポリイ/ラハユ(インドネシア)で、ここまでが9万ポイント台。インドネシアOPでポリイ/ラハユを倒して優勝した志田千陽(上写真・右)/松山奈未が、1万2000ポイントを加えて2ランクアップの7位に浮上。上位6ペアとのポイント差はあるが、激しく追い上げている。

25位の櫻本絢子/髙畑祐紀子を追うのが、日本ユニシス所属の2ペア。中西貴映/岩永鈴が2ランクアップの34位、星千智/松田蒼が37位。世界選手権初出場予定の2ペアが、どんなプレーを見せてくれるか、注目したい。

【男子ダブルス】

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首位を守るギデオン/スカムルヨ(インドネシア)は、地元開催のインドネシアOP(Super1000)で優勝。11万ポイント台に乗せて、2位のセティアワン/アッサン(インドネシア)を引き離した。東京オリンピック金メダルの王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)が、9万ポイント台の3位で続く。

インドネシアOP準優勝の保木卓朗/小林優吾(上写真・右)は、1ランクアップの6位。4位の遠藤大由/渡辺勇大のペア、5位の園田啓悟/嘉村健士と、日本勢3ペアが並ぶ形となった。

インドネシアOP4強の古賀輝/齋藤太一は、4ランクアップの20位。保木/小林の位置までは遠いが、大会を経るごとにポイントを重ねるという、いい流れに乗っている。金子真大/久保田友之祐が10ランクアップの50位となり、3ランクアップで56位となった小野寺雅之/岡村洋輝を抜いた。

【混合ダブルス】

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上位陣に変動なし。東京五輪銀メダルの鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)、インドネシアOP優勝のデチャポル/サプシリー(タイ)、東京五輪金メダルの王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)、10万ポイント超えの3ペアが1〜3位に君臨する。

4位はインドネシアOP準優勝の渡辺勇大/東野有紗。準優勝の1万200ポイントを加え、10万ポイントの仲間入り目前だ。世界選手権には渡辺/東野と、金子祐樹/松友美佐紀、山下恭平/篠谷菜留の2ペアが出場予定。金子/松友は1ランクダウンの18位だが、インドネシアOP16強のポイントを加算した山下/篠谷は、15ランクアップの52位に浮上。初となる大舞台での戦いに期待したい。

また、インドネシアOPでは途中キケンとなった西川裕次郎/尾﨑沙織が、出場ポイントを加え16ランクアップの88位。こちらも一気に順位を上げて、B代表のライバル、緑川大輝/齋藤夏(82位)に迫っている。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/Getty Images

投稿日:2021/12/03
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