【東京五輪】ミックスダブルスの渡辺/東野は準決勝で敗退 銅メダルをかけて3位決定戦へ<6日目レポート-4>

東京2020オリンピックのバドミントン競技は、7月29日、6日目の試合を行なっている。午前9時からのセッションでは、女子シングルスの決勝トーナメント1回戦、男子ダブルスの準々決勝、ミックスダブルスの準決勝が行なわれた。ミックスダブルスで日本勢初の準決勝進出を果たした渡辺勇大(写真・右)/東野有紗は、中国の王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)と対戦。第1ゲームから接戦を繰り広げ、21オールから強気の攻めで2連続得点。ゲームを先制した。

しかし、「シャトルが飛ばないコートでの戦い方が課題」と東野が振り返ったように、風下になった第2ゲームは、中国ペアの攻撃に押されて15-21。チェンジエンドしたファイナルゲームは前半がカギとなったが、序盤にサービスまわりで崩されると、一気に引き離された。

敗戦後、「金メダルをめざしてきたので悔しい」と涙を浮かべながら話した東野。渡辺/東野は、銅メダルをかけて、明日7月30日、香港の鄧俊文/謝影雪と対戦する。

【混合ダブルス】

▼準々決勝

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−23、21−15、21−14〕1●渡辺勇大/東野有紗(日本)73分

▼3位決定戦

渡辺勇大/東野有紗 ー 鄧俊文/謝影雪(香港)

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/Getty Images

投稿日:2021/07/29

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