【東京五輪】男子ダブルスの園田&嘉村、遠藤&渡辺は準々決勝で敗退<6日目レポート-3>

東京2020オリンピックのバドミントン競技は、7月29日、6日目の試合を行なっている。午前9時からのセッションでは、女子シングルスの決勝トーナメント1回戦、男子ダブルスの準々決勝、ミックスダブルスの準決勝が行なわれた。男子ダブルスの園田啓悟(写真・右)/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大は、ともに準々決勝で敗退。ベスト8で東京オリンピックを終えた。

園田/嘉村は、世界ランキング2位のセティアワン/アッサン(インドネシア)と対戦。数多くの世界タイトルを持つバドミントン界のレジェンドペアに、14-21、21-16、9-21で敗退。サービスまわりに抜群のうまさを持つセティアワン/アッサンに終始ゲームの主導権を握られ、ミスを誘われた。

 これまで体育館のセンターに位置する第1コートでプレーしてきたが、この試合は第2コートで行なわれ、コートによって違う風への対応に時間がかかった。一方、セティアワン/アッサンはすでに第2コートでのプレーを経験していたため、風を読み、思うようにシャトルをコントロールした。

「僕らはサービスまわりでもっと頭を使ってプレーしなくてはいけないと課題にしてきましたけど、それを克服できずに負けてしまったのかなと思う」と試合について振り返った嘉村。ミックスゾーンでは、「二人で5年間突っ走ってきて、苦しい時間も楽しい時間も共有して、この舞台に立てた。人生の一番の思い出になる一日になった」(園田)、「ここまでたどり着いたのは、たくさんの人たちの支え、応援があった」(嘉村)と、二人の道のりをかみしめていた。

一方、遠藤(写真・左)/渡辺は、予選リーグで世界1位のギデオン/スカムルヨに勝利して勢いに乗る王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リー・ヤン)と対戦。強力なスマッシュ、ネットへの跳びこみを見せる相手に対し、持ち味のレシーブから流れをつかみたかったが、「配球も出す球も悪く、相手に先手を取られてしまい、リズムが悪くなった」と二人。

第1ゲームを失って、第2ゲームも追いかける展開。一時は18オールと同点に追いついたが、最終盤の勝負どころで相手の勢いが上回った。

「メダルをめざしてきたけれど、結果は結果で、仕方ない。5年間、一つの目標に向かってお互いに鼓舞しながらやってきたことがよかった」と語る遠藤の隣で、11歳下の渡辺は目を潤ませていた。

なお、園田&嘉村、遠藤&渡辺ともにペアとしての今後については明言せず、「ゆっくり休んで考えていく」としている。

日本勢の結果は以下の通り。

【男子ダブルス】

▼準々決勝

園田啓悟/嘉村健士(日本)●1〔14−21、21−16、9−21〕②セティアワン/アッサン(インドネシア)46分

遠藤大由/渡辺勇大(日本)●0〔16−21、19−21〕②王齊麟/李洋(台湾)44分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/Getty Images

投稿日:2021/07/29

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