【東京五輪】フクヒロ、ナガマツが準々決勝で敗れる…。 男子シングルスの常山幹太も決勝T1回戦敗退<6日目レポート-5>

東京2020オリンピックのバドミントン競技は、7月29日、6日目の試合を実施。17時からのセッションでは、女子ダブルス準々決勝、男子シングルス決勝トーナメント1回戦が行なわれた。 女子世界1位、2位を擁する日本の女子ダブルスが準々決勝で姿を消した。

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世界選手権を連覇中の松本麻佑/永原和可那(上写真・右)は、韓国の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コ・ヒヨン)と対戦。第1ゲームを韓国ペア、第2ゲームを松本/永原が取って、迎えたファイナルゲーム。

激しい攻防を繰り広げる中、20-18と先にマッチポイントを握ったのは松本/永原。しかし、これを決めきれずに延長ゲームに入ると、26オールから韓国ペアにスマッシュを打ち切られて、悔しい敗戦を喫した。

計6本のマッチポイントを生かせず敗れた松本/永原は、試合後「最後の1点の重みを痛感した」(松本)、「最後、韓国選手の気迫に引いてしまった」(永原)と振り返った。

また、福島由紀/廣田彩花(上写真・左)は、中国のナンバーワンペアである陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)にファイナルゲームで敗退。第1ゲームはレシーブで展開をつくったフクヒロだったが、続く2ゲームは廣田の足のケガもあり、スピードが上がらず、中国ペアに攻め込まれた。

勝負が決まると、中国ペア、中国チームのコーチがフクヒロに駆け寄り、二人を労うシーンも。中国ペアに「リスペクト」と声をかけられると、福島も廣田も涙があふれた。

右ヒザの前十字靭帯を痛めながら、オリンピックを戦い終えた廣田は、このあと手術を受けることを明かしている。

試合後、中国ペアは「本来だったら、私たちは決勝で戦うはずだったと思っている。彼女たちをリスペクトしているし、ケガをした中でも、ここで戦えてよかった」とフクヒロについて語った。

また、男子シングルス1回戦に臨んだ常山幹太は、アンソニー・S・ギンティンに18-21、14-21で敗退。世界ランキング5位の相手に、「スピードや上からのショットを警戒しすぎて、自分の持ち味であるラリーをさせてもらえなかった」。オリンピックという独特の雰囲気を味わった経験を、「もっと強くなった姿を見せたい」と今後の糧にすることを誓った。

日本勢の結果は以下の通り。

【女子ダブルス】

松本麻佑/永原和可那(日本)●1〔14−21、21−14、26−28〕②金昭英/孔熙容(韓国)73分

福島由紀/廣田彩花(日本)●1〔21−18、10−21、10−21〕②陳清晨/賈一凡(中国)79分

【男子シングルス】

常山幹太(日本)●0〔18−21、14−21〕②アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)49分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/Getty Images

投稿日:2021/07/29

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