【日本代表】五輪日本代表チームが選手村に入村! 「画面越しでも皆さんの力になるものを届けたい」(奥原)

7月18日、バドミントンの五輪日本代表チームが選手村に入村した。また、同日、日本代表の朴柱奉ヘッドコーチおよび選手13名が入村会見を行なった。以下は、入村会見での質疑応答。

――オリンピックを控えて、今の気持ちは。また、選手の皆さんは、不安な気持ちと楽しみな気持ち、どちらが大きいでしょうか。

朴柱奉ヘッドコーチ 今回のオリンピックは1年間延期で、世界バドミントン連盟のスケジュールも何度も変更となり、準備が厳しかったです。でも、ナショナルチームは、このコロナの期間中で、1カ月に1回は合宿を行なって、選手のコンディションとパフォーマンスを上げるように努力しました。バドミントン競技は24日から始まります。今日から1週間、選手とスタッフ全員、ワンチームでバドミントン日本代表チームがベストな結果を出せるように、頑張ります。

桃田賢斗 コロナウイルスでいろいろ大変な状況になっていますけど、この大会を開催するにあたって、ご尽力いただいた関係者の方々に感謝しながら、自分ができることを精いっぱい表現していけたらいいなと思います。応援よろしくお願いします。試合が近づくにつれて、「このままで大丈夫かな」という不安はあるんですけど、自分の中で後悔はしないように全力を出せればいいかなと思っています。

奥原希望 少しづつ近づいていくにつれて、いよいよだなという雰囲気を感じながらとても楽しみです。ワクワクしています。不安になることもあると思うんですけど、それもすべて含めて楽しみたいなと思っています。

東野有紗 1年延期になってしまったんですけど、本当にオリンピックを楽しみにしていたので、(ミックスダブルスのパートナーである渡辺と)二人で楽しんで頑張ります。初めてのオリンピックなので楽しみです。そして緊張でドキドキしています。

渡辺勇大 いよいよだなという気がしています。ワクワクドキドキしています。頑張ります。やり切るというのを大事にしたいと思います。

遠藤大由 いいパフォーマンスが出せるように準備をしっかりしていきたいと思います。

廣田彩花 本番まであと少しだなと、楽しみな気持ちでいっぱいです。(ダブルスのパートナーである福島と)二人で一戦一戦楽しく、試合ができたらなと思っています。

福島由紀 いよいよだなという楽しみな気持ちもあるので、しっかり準備して臨みたいと思います。個人的には、不安な気持ちも多少あるんですけど、楽しみな気持ちのほうが強いなと感じています。

常山幹太 本番まで残り1週間ですが、しっかり準備して頑張っていきたいと思います。少し不安な気持ちもあるんですが、しっかり楽しんで、頑張っていきたいと思います。

山口茜 試合まで残り日数も少なくなってきたので、しっかり体調を整えて、いいコンディションで試合に臨めるように準備していきたいなと思います。不安はないとは言い切れませんが、久しぶりに海外の選手と試合ができる機会なので、楽しみですし、精いっぱい楽しみたいと思います。

嘉村健士 試合まで1週間を切っていますので、最高のパフォーマンスを出せるように頑張っていきたいと思います。オリンピック初出場なので、コートに立ってみないと、自分が緊張しているのか楽しみなのかわからないんですけど、自分がそういった状況でどういう気持ちになっているのかっていうのがすごく楽しみではあります。

園田啓悟 東京オリンピックでは男子ダブルスの魅力を伝えられるような試合をしていきたいと思います。応援をよろしくお願いします。(気持ち的には)不安な部分は多少はあるんですけど、覚悟を決めて、一戦一戦臨んでいきたいです。

永原和可那 初めてのオリンピックで緊張もありますが、(ダブルスのパートナーである松本と)二人で楽しみながら頑張れたらいいなと思います。合宿で男子選手にスパーリングをしてもらったり、練習はしっかりできている状況なので、ペアとしてのコンディションはどんどん上がってきていると思います。本番でも練習をしてきたことを自信に頑張っていけたらと思います。ずっと夢見てきた舞台なので、プレッシャーに押しつぶされないように、そこの舞台を楽しめるように頑張ります。

松本麻佑 初めてのオリンピックという舞台をしっかり(ダブルスのパートナーである永原と)二人で楽しみながら、いいコンディションで臨んでいきたいなと思います。ここからしっかり調整に入って、自分たちのモチベーションを上げていけるようにしていきたいなと思っています。今は楽しみが98パーセント、不安が2パーセントくらいなので、その2パーセントの不安が大きくならないように、自分でモチベーションを上げていきたいなと思っています。

――オリンピックを通して、どんなことを見ている人に伝えたいか。

桃田 本当にたくさんの方のおかげで、この大会が開催されると思っていますし、自分ひとりではここまで来ることはできませんでした。夢の舞台を精いっぱい楽しめるように、感謝の気持ちを持って、プレーしたいなと思います。

奥原 自国開催で、1年延期になって、より特別なオリンピックになりました。私たち自身、何ができるかというと、本当にバドミントンのプレーで届けることしかできないのですが、近づいていくにつれて、本当にたくさんの方が応援してくださって、オリンピックを楽しみにしてくださる方も多いんだなというのを感じています。私たちは全力でプレーをして、画面越しになってしまいますけど、皆さんの力になれるようなものが届けられたらうれしいなと思っています。また、私たち自身が、1年延期になって特別な時間をもらえた、この時間でプラスにできたということをしっかり伝えていけたらと思っています。

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2021/07/18

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