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【アジア団体2020】強敵・台湾を3−1で下した日本が準決勝進出!<準々決勝・男子結果>

2月14日に開催されたアジア団体選手権(フィリピン・マニラ)4日目は、男女の決勝トーナメント・準々決勝が行なわれた。

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予選リーグでは、若手とベテランがうまく融合したタイに1−4で敗れた日本男子。決勝トーナメントには2位通過で進み、準々決勝で台湾と対戦した。

第1シングルスは、予選のタイ戦で敗れている常山幹太。台湾のエース、周天成(チョウ・ティエンチェン)との勝負に挑むと、常山が第1ゲームを21-12で先制する。続く第2ゲームは、先行する常山を周天成が追いかける展開となったが、最後に抜け出したのが常山。18-17から3連続ポイントで決着させ、貴重な先制ポイントをつかんだ。

続いて登場した第1ダブルスの保木卓朗/小林優吾は、台湾の1番手ダブルス・王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リー・ヤン)に惜敗。第1ゲームこそ保木/小林が奪ったものの、第2ゲームを17本で落とすと、最終ゲームも19-21で敗れ、日本は1−1のイーブンに戻された。

2連敗は避けたい男子は、マレーシア戦で温存されていた西本拳太が第2シングルスに起用されると、王子維(ワン・ツーウェイ)と激突。昨年末のワールドツアーファイナルズを戦っている実力者を相手に、第1ゲームを失った西本。しかし、第2ゲームでは22-20で接戦を切り抜けると、ファイナルゲームも21-14で勝利し、第2ダブルスの古賀輝/齋藤太一につなげた。

いい流れでバトンを受け取った古賀/齋藤は、日本でのプレー経験がある廖敏竣(リャオ・ミンチュン)/蘇敬恒(スーチンヘン)に対し、意地の勝利をもぎとる。第1ゲームは26-28で点の奪い合いに屈したが、その後は21-16、21-13と逆転に成功。古賀/齋藤が77分の接戦をモノにし、3−1で勝利した日本が準決勝進出を決めた。

このほか、準決勝に駒を進めたのは、マレーシア、インド、インドネシア。第1シードのインドネシアはフィリピンに快勝。タイと激戦を演じたインドは、第2ダブルスにシングルスの名手、スリカンス・キダムビを起用するオーダーながら、最後はそのスリカンス/シェティが殊勲の勝利を飾りベスト4進出を決めている。

なお、上位に進んだ4チームは、5月に開催されるトマス杯(デンマーク・オーフス)の出場資格を手にしている。

準決勝の結果は以下の通り。

▼準々決勝(2月14日)

日本(D組2位)3−1台湾(C組1位)

常山幹太②〔21−12、21−17〕0●周天成43分

保木卓朗/小林優吾●1〔21−11、17−21、19−21〕②王齊麟/李洋64分

西本拳太②〔13−21、22−20、21−14〕1●王子維77分

古賀輝/齋藤太一②〔26−28、21−16、21−13〕1●廖敏竣/蘇敬恒77分

インドネシア(A組1位)3−0 フィリピン(C組2位)

インド(B組2位)3−2 タイ(D組1位)

マレーシア(B組1位)3−0 韓国(A組2位)

▼準決勝

インドネシア ― インド

日本 ― マレーシア

文/バドミントン・マガジン編集部

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