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【世界ランキング2020】3ランクダウンの高橋&松友が7位まで後退…<ダブルス>

1月21日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。マレーシアマスターズ(Super500)、インドネシアマスターズ(Super500)の東南アジア遠征を終えた日本勢の順位変動と展望を含めて、ダブルス3種目のランキングを紹介する。

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【女子ダブルス】

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陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が、10万ポイント超えで1位をキープ。マレーシア&インドネシアの上位2大会はどちらも2回戦敗退となったが、ランキングには影響はなかった。2位は松本麻佑/永原和可那、3位は福島由紀/廣田彩花と続いており、2ペアの差は1781ポイントとしている。

4位に浮上してきたのが、上位2大会で連続ベスト8に進んでいる李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン/韓国)。金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)をかわし、韓国1番手となった。中国2番手の李茵暉(リ・インフイ)/杜玥(ドゥ・ユエ)も順位を上げ、日本の髙橋礼華/松友美佐紀が7位に後退。気づいてみれば、日本、中国、韓国が、10位以内に3ペアという状況だ。

今季よりA代表として国際大会に出場している志田千陽/松山奈未は、1ランクアップの11位。10位の張藝娜(ジャン・イェナ)/金慧麟(キム・ヘリン)との差は、わずか20ポイントと、トップ10が見えてきた。

【男子ダブルス】

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10万ポイント超えのギデオン/スカムルヨ(上写真/インドネシア)が1位をキープ。2位は同国のライバルであり、世界選手権王者でもあるセティアワン/アッサン。ベテランペアは確実にポイントを重ね、10万ポイント到達目前。他国勢を引き離しながら、首位に迫っている。

日本勢最上位は、4位の園田啓悟/嘉村健士。マレーシアとインドネシアの2大会では奮わなかったが、3位の李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン/中国)とは、わずか827ポイント差。3位、4位争いも熾烈だ。日本勢2番手の遠藤大由/渡辺勇大は6位につけている。東京五輪出場を確実にするため、一つでも順位を上げていきたい(五輪に各国・地域から2ペア出場するためには、8位以内に2ペア入ることが条件)。

若手に目を移すと、昨年の世界選手権準優勝の保木卓朗/小林優吾が14位、今季よりA代表入りした古賀輝/齋藤太一が33位。なお、今季よりB代表初選出の高野将斗/玉手勝輝が、18ランクアップの123位。100位圏内が見えてきた。

【混合ダブルス】

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11万ポイント超えの鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(上写真・左/ファン・ヤーチョン/中国)が、今季も好調をキープして1位を独走。同国のライバル、王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)も10万ポイント目前と、中国勢の牙城は揺るがない。

日本勢1番手は、4位の渡辺勇大/東野有紗。マレーシアとインドネシアの2大会は出場を見送ったが、上位はしっかり守っている。3位のデチャポル/サプシリー(タイ)との差は1040ポイントと射程圏内だ。

日本勢は上位2大会に出場した保木卓朗/永原和可那が25位。混合ダブルスB代表の緑川大輝/齋藤夏(78位)、浦井唯行/宮浦玲奈(79位)、山下恭平/篠谷菜留(83位)が続く。今季よりB代表入りし、エストニア国際、スウェーデンOPで連続優勝を果たした西川裕次郎/尾﨑沙織が、29ランクアップの113位と、一気にジャンプアップ。昨年の全日本総合で準優勝を果たしている期待のペア。まずは100位圏内をねらいたい。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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