【WTF2019】桃田、奥原が3連勝で首位通過!山口は2位で決勝Tへ!<3日目:シングルス>

12月13日に開催されたBWFワールドツアーファイナルズ(中国・広州)3日目は、予選リーグ第3戦が行なわれた。ここではシングルスのダイジェストをお伝えしよう。

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【男子シングルス】

男子シングルスで3連勝をねらう桃田賢斗(日本)は、ジョナタン・クリスティ(インドネシア)と対戦。第1ゲームをあっさりと14点で先取したものの、第2ゲームはジョナタンのヘアピンやレシーブから主導権を奪われる。なかなかリードを広げられずに試合が進む中、会場を沸かせたのは17点目。相手のヘアピンがネットインした球を、桃田が垂直に近い角度のヘアピンでネットイン返し。相手に謝る仕草を見せながらも「かなりネットに絡んでいた球なので、半分諦めて、基礎打ちをやるような気持ちで返したら、うまくいった。あれで相手の心が折れたのがわかったので、大きな1点だった」と桃田。世界最高峰の技術の高さを示しながら第2ゲームを制し、勝利をつかみとった。

試合後、前日の緊張感によって筋肉痛に見舞われ、疲労もあると語った桃田だが、それでも勝つのが王者の強さ。3連勝で首位通過を決めた。

大混戦のグループBは、アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)と諶龍(中国/チェン・ロン)が決勝トーナメントに進んだ。2勝の周天成(台湾/チョウ・ティエンチェン)は、1勝の諶龍(中国/チェン・ロン)と対戦。両者に声援が飛ぶ熱戦は、地元でより熱い応援を受けた後者がストレートで勝利した。この結果により、敗退が決まったビクター・アクセルセン(デンマーク)は、アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)との試合の第1ゲーム、6-13で右太もも裏の負傷を訴えて棄権。アクセルセン以外の3者が2勝1敗で並んだが、ストレート負けのないギンティンが取得ゲーム数+3で1位、諶龍が+1で2位、ストレート勝ちのない周天成がプラスマイナス0の3位。開幕2連勝だった周天成は、3日目で喫した敗北が0−2のストレートだったことが大きく響いて決勝トーナメント進出を逃した。

【グループA順位】 ①桃田賢斗(日本)②王子維(台湾)③ジョナタン・クリスティ(インドネシア)④アンダース・アントンセン(デンマーク)

【グループB順位】①アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)②諶龍(中国)③周天成(台湾)④ビクター・アクセルセン(デンマーク)

【女子シングルス】

女子シングルスの奥原希望は、世界ランク5位のラチャノック・インタノン(タイ)を圧倒した。相手の疲労を見抜いてスピード勝負を仕掛けた奥原が、ラリーを優位に展開した。「点数以上にいい試合だったと思う」と話したとおり、試合のペースを一度も譲ることなく、ストレートで勝ちきった。3戦全勝で文句なしの首位通過だ。同じグループBのもう1試合では、戴資穎(台湾/タイ・ツーイン)が2−0でブサナン・ンバルンパン(タイ)に勝利。2位で決勝トーナメントに進んでいる。

グループAの山口茜は、陳雨菲(中国/チェン・ユーフェイ)と対戦。第1ゲームは風の影響に苦しみ、アウトと判断した球がインだったケースが多く、失点が目立った。クリアーを打ってもアウトが多く、主導権を握れずに14-21で第1ゲームを落とす。第2ゲームも陳雨菲のネットインが続き次々と点を奪われ、2−3から8連続失点。中盤でわずかに追い上げたが、10-21でストレート負けとなった。両者ともに2勝を挙げており、予選リーグ通過を決めた山口は「(1位通過に)こだわりはなかった」と落ち込んだ様子は見せなかった。

【グループA順位】①陳雨菲(中国)②山口茜(日本)③プサルラ・V.シンドゥ(インド)④何冰嬌(中国)

【グループB順位】①奥原希望(日本)②戴資穎(台湾)③ラチャノック・インタノン(タイ)④ブサナン・ンバルンパン(タイ)

日本勢の13日の結果は以下の通り。

▼予選リーグ第3戦(12月13日)

【男子シングルス】

◆グループA

桃田賢斗②〔21−14、21−14〕0●ジョナタン・クリスティ(インドネシア)38分

【女子シングルス】

◆グループA

山口茜●0〔14−21、10−21〕②陳雨菲(中国)29分

◆グループB

奥原希望②〔21−14、21−12〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)40分

▼予選リーグ第2戦(12月12日)

【男子シングルス】

◆グループA

桃田賢斗②〔19−21、21−15、21−15〕1●アンダース・アントンセン(デンマーク)83分

【女子シングルス】

◆グループA

山口茜②〔25−27、21−10、21−13〕1●何冰嬌(中国)71分

◆グループB

奥原希望②〔21−12、21−10〕0●ブサナン・ンバルンパン(タイ)38分

予選リーグ第1戦(1211日)

【男子シングルス】

◆グループA

桃田賢斗②〔21−10、21−9〕0●王子維(台湾)29分

【女子シングルス】

◆グループA

山口茜②〔18−21、21−18、21−8〕1●プサルラ・V.シンドゥ(インド)68分

◆グループB

奥原希望②〔15−21、21−18、21−19〕1●戴資穎(台湾)61分

取材・文/平野貴也

写真/BADMINTONPHOTO


投稿日:2019/12/14

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