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【香港OP2019】混合ダブルスの渡辺&東野が大会2連覇を達成!<決勝戦>

11月17日に開催されたBWFワールドツアー・香港OP(Super500)最終日は、各種決勝戦が行なわれた。

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日本は混合ダブルスの渡辺勇大(上写真・右)/東野有紗が決勝に進出。今大会は1回戦から2−0のストレートで勝ち上がっていた2人は、決勝戦でもその勢いを結果に結びつけた。

決勝の相手は中国の何濟庭(ヘ・ジティン)/杜玥(ドゥ・ユエ)。過去の対戦成績は3勝2敗で渡辺/東野が一つ勝ち越しており、直近は9月の中国OP(Super1000)で日本の2人が2−0で快勝していた。

最終日の最終試合に組まれた戦いは、第1ゲームから接戦に。前半こそ中国ペアが先行して渡辺/東野が5-11で追う展開だったが、ここから日本ペアが巻き返す。6連続得点などで18-17と逆転に成功すると、終盤20オールの競り合いからも渡辺/東野が抜け出して22-20。先制ポイントをつかんだ。

第2ゲームに入ると、序盤は再び点数の取り合いとなったが日本ペアが優位に進める。12-11から連続得点で引き離し18-13。追走する何濟庭/杜玥の追い上げも最後は21-16で振り切り、渡辺/東野が昨年の優勝に続き大会2連覇を達成している。

今季は1月のマレーシアマスターズ(Super500)以来の優勝を飾った渡辺勇大(左)/東野有紗

そのほか、地元香港の李卓耀(リー・チェクイウ)が決勝に勝ち進んだ男子シングルスは、その李卓耀がインドネシアのアンソニー・S・ギンティンとのファイナル勝負を22-20で制して上位大会初優勝。女子ダブルスは陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が、韓国ペアを下して優勝を達成した。

男子ダブルスは韓国の催率圭(チェ・ソルギュ)/徐承宰(ソ・スンジェ)が、世界王者のセティアワン/アッサン(インドネシア)を2−1で退け、韓国ペアとしては2016年に韓国OPで優勝した柳延星(ユー・ヨンソン)/李龍大(イ・ヨンデ)以来、約3年ぶりに上位大会(Super500/SS以上)で頂点に立っている。また、女子シングルスは陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)がラチャノック・インタノン(タイ)を65分の激闘の末に勝利を飾り優勝を果たしている。

地元で歓喜の優勝を遂げた李卓耀。ワールドツアー上位大会では初優勝。香港選手としても、同種目では2016年香港OPを制した伍家朗以来のV達成となった

決勝戦の結果は以下の通り。

▼決勝戦(11月17日)

【男子シングルス】

李卓耀(香港)②〔16−21、21−10、22−20〕1●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)77分

【女子シングルス】

陳雨菲(中国)②〔21−18、13−21、21−13〕1●ラチャノック・インタノン(タイ)65分

陳雨菲(右)がラチャノック・インタノン(タイ)を下して福州中国OP(Super750)に続き2大会連続優勝を遂げた

【男子ダブルス】

催率圭/徐承宰(韓国)②〔13−21、21−12、21−13〕1●セティアワン/アッサン(インドネシア)50分

韓国の男子ダブルスに久々の栄光をもたらした催率圭/徐承宰(左)

【女子ダブルス】

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−11、13−21、21−15〕1●張藝娜/金慧麟(韓国)76分

混戦の女子ダブルスを制したのは中国の陳清晨(右端)/賈一凡

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗②〔22−20、21−16〕0●何濟庭/杜玥(中国)54分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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