【香港OP2019】遠藤&渡辺、保木&小林などが2回戦に進出!<2日目結果>

11月13日に開催されたBWFワールドツアー・香港OP(Super500/九龍)2日目は、各種目の1回戦が行なわれた。

初日の結果はこちら

多くの日本勢が登場した2日目。女子シングルスは4選手が1回戦を戦い、山口茜、奥原希望、大堀彩(上写真)、髙橋沙也加がそれぞれ白星を奪取し2回戦に駒を進めた。10月のフランスOP(Super750)でベスト4に入った山口は、前週の福州中国OP(Super750)で初戦負けを喫したが、今回はその初戦で敗れたマレーシア選手を相手にしっかりリベンジ。また、福州中国OP準優勝の奥原希望も、相手の途中キケンで勝ち上がったほか、大堀もスコットランド選手を2−0で退けている。

女子ダブルスも安定した強さを見せた。福島由紀/廣田彩花、髙橋礼華/松友美佐紀は2−0の快勝で勝ち進んだほか、世界女王の松本麻佑/永原和可那は相手ペアの途中キケンにより、こちらも2回戦に進出。櫻本絢子/髙畑祐紀子は、インドネシアの強豪ペアとの対戦だったが、2−0のストレート勝利をおさめて1回戦を突破している。

世界ランク14位のハリス/プラディプタを2−0で下した櫻本絢子(手前)/髙畑祐紀子

男子ダブルスは遠藤大由/渡辺勇大、保木卓朗/小林優吾が勝利。保木/小林は8月のバーゼル世界選手権で準優勝を飾って以降、初戦負けが続く苦しい状況だったが、待望の白星を手にして2回戦に駒を進めた。一方、福州中国OPで準優勝の園田啓悟/嘉村健士は、韓国の催率圭(チェ・ソルギュ)/徐承宰(ソ・スンジェ)に19本、18本で敗れて初戦負け。井上拓斗/金子祐樹は、中国の李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン/中国)に完敗を喫して、こちらも初戦で姿を消している。

中国ペアをファイナル勝負の末に退けた遠藤大由(右)/渡辺勇大

混合ダブルスでは渡辺勇大/東野有紗、金子祐樹/松友美佐紀が勝利を飾り2回戦へ。男子シングルスは西本拳太、常山幹太がそれぞれ強豪選手に敗戦。常山は周天成(台湾/チョウ・ティエンチェン)にファイナル勝負にもつれる戦いを演じたが、最後は15-21で屈して金星奪取とはならなかった。

1回戦の結果、2回戦の対戦カードは以下の通り。

▼1回戦(11月13日)

【男子シングルス】

常山幹太●1〔5−21、26−24、15−21〕②周天成(台湾)68分

西本拳太●1〔18−21、21−16、10−21〕②パルパリ・カシャップ(インド)66分

桃田賢斗 ●キケン○ スリカンス・キダムビ(インド)

【女子シングルス】

髙橋沙也加②〔21−12、21−8〕0●ネスリハン・イギット(トルコ)27分

奥原希望②〔21−12、11−0、キケン〕0●張雁宜(香港)24分

山口茜②〔21−16、21−16〕0●ソニア・チア(マレーシア)36分

大堀彩②〔21−16、21−17〕0●カースティ・ギルモア(スコットランド)44分

【男子ダブルス】

古賀輝/齋藤太一●1〔21−6、19−21、19−21〕②アリャ・パンカリャニラ/サントソ(インドネシア)55分

遠藤大由/渡辺勇大②〔19−21、21−19、21−10〕1●譚強/何濟庭(中国)55分

園田啓悟/嘉村健士●0〔19−21、18−21〕②催率圭/徐承宰(韓国)38分

井上拓斗/金子祐樹●0〔11−21、5−21〕②李俊慧/劉雨辰(中国)26分

保木卓朗/小林優吾②〔17−21、21−16、21−17〕1●シェティ/ランキレッディ(インド)62分

【女子ダブルス】

櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔21−10、21−13〕0●ハリス/プラディプタ(インドネシア)32分

松本麻佑/永原和可那○〔11−5、キケン〕●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)7分

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−14、21−14〕0●程琪雅/李芷蓁(台湾)34分

福島由紀/廣田彩花②〔21−14、21−14〕0●吳芷柔/袁倩瀅(香港)44分

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗②〔21−9、21−9〕0●楊銘諾/吳芷柔(香港)24分

金子祐樹/松友美佐紀②〔21−16、21−13〕0●催率圭/申昇瓚(韓国)30分

▼2回戦(11月14日)

【女子シングルス】

髙橋沙也加 ― 陳雨菲(中国)

奥原希望 ― ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)

山口茜 ― 大堀彩

【男子ダブルス】

遠藤大由/渡辺勇大 ― 張楠/欧烜屹(中国)

保木卓朗/小林優吾 ― 李俊慧/劉雨辰(中国)

【女子ダブルス】

松本麻佑/永原和可那 ― サプシリー/プティタ(タイ)

髙橋礼華/松友美佐紀 ― ピキ/セイネン(オランダ)

櫻本絢子/髙畑祐紀子 ― 張藝娜/金慧麟(韓国)

福島由紀/廣田彩花 ― 鄭景銀/ベク・ハナ(韓国)

【混合ダブルス】

金子祐樹/松友美佐紀 ― ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)

渡辺勇大/東野有紗 ― ランキレッディ/ポンナッパ(インド)

保木卓朗/永原和可那 ― 徐承宰/蔡侑玎(韓国)

権藤公平/栗原文音 ― ゴーSH/ライSJ(マレーシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2019/11/14
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