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【世界ランキング2019】世界女王・松本&永原は世界ランクでも1位をキープ!

10月22日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週に行なわれたデンマークOP(Super750)や、下位大会の結果が反映され、上位陣及び日本勢に順位の変動があった。

男女シングルスはこちら

【男子ダブルス】

デンマークOP優勝のギデオン(上写真・右)/スカムルヨ(インドネシア)が、10万ポイント超えで首位をキープ。2位につける同国の先輩ペア、セティアワン/アッサンに1万ポイント以上の差をつけている。

日本勢の1番手は、4位の園田啓悟/嘉村健士。韓国OP準優勝、デンマークOPベスト4と好結果が続いているだけに、まずは、一つ上にいる3位の李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン/中国)との差を詰めたい。2番手の遠藤大由/渡辺勇大は6位をキープ。こちらは5位のアルディアント/アルフィアン(インドネシア)を追う展開だ。

3番手は保木卓朗/小林優吾。世界選手権準優勝で一気に順位を上げたが、その後は1回戦敗退もあり、今週は3ランクダウンして14位に後退。一つ順位を落とした井上拓斗/金子祐樹(24位)とともに、ここが踏ん張りどころだ。5番手以降は、古賀輝/齋藤太一(33位)を、5ランクアップの竹内義憲/松居圭一郎(38位)が追う展開。7番手は、小野寺雅之/岡村洋輝(47位)と金子真大/久保田友之祐(55位)、年齢の近いペアが僅差にいる。ともに競いながら、順位を上げていきそうだ。

【女子ダブルス】

世界選手権2連覇の松本麻佑/永原和可那が1位をキープ。デンマークOPでもベスト4に入るなど、コンスタントに上位結果を出しており、ポイントも9万6000台としている。2位につけていた福島由紀/廣田彩花は、デンマークOP準優勝でポイントを加算した陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)にかわされて3位に後退。髙橋礼華/松友美佐紀は4位をキープしている。

日本勢4番手を守ってきた米元小春/田中志穂は、米元のケガにより大会に出場できず、4ランクダウンの14位に後退。志田千陽/松山奈未(13位)が、初めて4番手に浮上した。6番手の櫻本絢子/髙畑祐紀子(17位)は離されないように、ワールドツアーで結果を残したい。

7番手以降は曽根夏姫/保原彩夏(49位)、14ランクアップの中西貴映/岩永鈴(59位)と若手が躍動。2024年パリ五輪に向けた戦いは、もう始まっている。

【混合ダブルス】

絶対王者・鄭思維(ツェン・シーウェイ・左)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)が11万ポイント超えで1位を独走。11万3302ポイントは、5種目中で最高の数字。2位の王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)に追いつく余裕を与えない。

3位と4位は入れ替わり、渡辺勇大/東野有紗が3位に浮上した。ただし、4位となったデチャポル/サプシリー(タイ)との差は、わずか30ポイント。気の抜けない戦いが続く。

日本勢2番手は、男女ダブルスA代表が組む保木卓朗/永原和可那(20位)。同じく金子祐樹/松友美佐紀(23位)が、4万ポイント台で続く。ミックス専任ペアの権藤公平/栗原文音(34位)は、ワールドツアーで少しでもポイントを重ねたい。浦井唯行/宮浦玲奈(80位)と山下恭平/篠谷菜留(83位)は、下位大会で経験とポイントを得ていきたい。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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