【世界ジュニア2019】郡司、鈴木&大澤、川本&河村がベスト4進出!<個人戦5日目結果>

10月11日に開催された世界ジュニア2019(ロシア・カザン)個人戦5日目は、各種目の準々決勝が行なわれた。

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メダルをかけた戦いに挑んだ日本勢は、3種目で勝利をつかみ準決勝に進出した。

女子シングルスでは、郡司莉子(上写真)が第4シードのインドネシア選手と対戦。第1ゲームを12本で制した郡司は、続く第2ゲームも同じく21-12で抑えベスト4に進出。銅メダル以上を確定させた。前日の快勝で勢いに乗る栗原あかりは、すでにシニア大会で活躍する第1シードのピッタヤポン・チャイワン(タイ)との勝負。第1ゲームを落とした栗原は、第2ゲームで17本まで迫ったものの、0−2のストレートで敗戦。ベスト8に終わった。

女子ダブルスは、第1シードのインドネシアペアと対戦した鈴木陽向/大澤佳歩(上写真・左)が、殊勲の白星をつかんだ。今年8月の秋田マスターズ(Super100)で準優勝を飾っている相手ペアに対し、鈴木/大澤は第1ゲーム3-9とリードを許す展開から逆転。21-16で奪って第2ゲームに入ると、今度はポイントの奪い合いとなった接戦を抜け出し21-19で勝利。強敵を2−0のストレートで下し、準決勝進出を決めた。

同じくインドネシアペアとの対戦となった内山智尋/宮﨑淳美も、1−1のファイナル勝負に持ち込む熱戦を繰り広げたが、最後は17-21で敗れ惜しくも準々決勝敗退となった。

男子ダブルスでは、川本拓真(上写真・左)/河村翼が中国ペアに快勝。第1ゲームを13本に抑えた川本/河村が、続く第2ゲームも21-15。男子で唯一のメダル獲得を決めている。混合ダブルスの熊谷翔/大竹望月は、アジアジュニア選手権銅メダルの中国ペアと接戦を演じたが、最後はファイナルゲーム21-23で敗れ準決勝進出はならず。ベスト8に終わった。

日本選手の結果は以下の通り。

【女子シングルス】

栗原あかり●0〔13−21、17−21〕②ピッタヤポン・チャイワン(タイ)33分

郡司莉子②〔21−12、21−12〕0●プトゥリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)37分

4回戦ではシードの中国選手を下した栗原。メダルをかけた試合では強敵を相手に0−2で敗戦し、メダルには届かず

【男子ダブルス】

川本拓真/河村翼②〔21−13、21−15〕0●LIU De Wei/ZHENG Xun Jin(中国)29分

【女子ダブルス】

鈴木陽向/大澤佳歩②〔21−16、21−19〕0●マルワー/シャイカー(インドネシア)47分

内山智尋/宮﨑淳美●1〔22−24、21−17、17−21〕②F・D・クスマ/プラティウィ(インドネシア)84分

インドネシアペアとファイナル勝負の接戦を繰り広げた内山/宮﨑(左)

【混合ダブルス】

熊谷翔/大竹望月●1〔20−22、21−18、21−23〕②JIANG Zhen Bang/李怡婧(中国)54分

▼日本選手団

【男子】川本拓真、河村翼(埼玉栄高③)熊谷翔、藤澤佳史(聖ウルスラ学院英智高③)稲光翔太郎(ふたば未来学園高②)内野陽太、柴田拓実(埼玉栄高②)西大輝(乙訓高②)武井凜生(ふたば未来学園高①)

【女子】鈴木陽向、大澤佳歩、宮﨑淳美(埼玉栄高③)内山智尋(ふたば未来学園高③)栗原あかり(西武台千葉高③)大竹望月(青森山田高③)郡司莉子(八代白百合学園高②)廣上瑠依(ふたば未来学園高②)杉山薫(ふたば未来学園高①)

【団長】長谷川博幸【総監督】友金幸雄【男子コーチ】リー・ワンワー、本多裕樹【女子コーチ】明神憲一、井田貴子【映像分析】萩森涼【トレーナー】竹下ひとみ

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2019/10/12
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