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【ジャパンOP】「自分たちのほうが上から攻めていたと思う」(志田)<選手コメント-2>

7月23日より開幕したダイハツ・ヨネックスジャパンOP(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ/Super750)。初日は、各種目1回戦の半分が行なわれた。ここでは、ダブルスで2回戦進出を決めた松本麻佑/永原和可那、志田千陽/松山奈未、遠藤大由/渡辺勇大の3ペアのコメントを紹介する。

初日の結果はこちらコメント1

志田千陽(右)/松山奈未(再春館製薬所)

結果:米元小春/田中志穂(北都銀行)に2-0で勝利

志田「A代表ペアが相手で、この初戦を乗り越えられるようにと戦いました。自分たちのほうが、上から攻めていたかなと思います。USオープンで優勝して、その後、手を傷めましたが切り替えてプレーしました。まだA代表に安定して勝てるわけではないですが、勝ちきれるようにしたいです。自分たちのレベルは上がっていると思うので、今大会では最低でもベスト8に入りたい、壁を破りたいです。ポイントが多く入る今大会、勝てば自信にもなるので頑張ります」

松山「初戦はいいほうではないので、勝ててよかったです。USオープンで勝てたことは自信になりました。今日はレシーブミスがそんなになかったのがよかったです。今大会は1回戦しか勝ったことがないので、2回戦を絶対勝ちたい、勝てるように頑張ります。チーム(再春館)のメンバーが総入れ替えになってエースペアがいなくなり、実力を認めてもらってエースになったわけではない。周りに認めてもらえるダブルスになりたいと思ってやってきました」

松本麻佑(左)/永原和可那(北都銀行)

結果:バーカー/スギアルト(インドネシア)に2-0で勝利し、2回戦進出

松本「今日は2人で『無理をしないで攻める』ことをテーマに戦い、しっかり自分たちの攻めるパターンができました。こちらに打たせたくない相手が攻めてきてレシーブにまわることもありましたが、そこから反撃したいと思っていました。次はマレーシアペアとの対戦ですが、我慢強いプレーをする相手なので、こちらも我慢して攻めきれるようにしたいです。五輪レースに入り納得いくプレーができていないので、自分たちの力を出し切れればと思います」

永原「相手に点数を取られた場面では、いつもはあせってしまうこともあったのですが、今回はラリーをして攻めの形ができました。最近はレシーブ中心のプレーが多かったところ、今日は持ち味の攻撃ができました。この大会ではベスト8が最高なので、それ以上にいけるように頑張りたいです。五輪レースに入ってから、五輪に出たいという気持ちが強く、空回りして勝ち急ぐことが多かったので、五輪を目標にしすぎず自分のプレーに集中していきたいです」

遠藤大由(左)/渡辺勇大(日本ユニシス)

結果:廖敏竣/蘇敬恒(台湾)に2-0で勝利し、2回戦進出

遠藤「負けの多い相手だったので、勝ててよかったです。明日は体のケアをして、あさっての試合に向けて、イメージを高めます。イメージはいつも寝る前に、自分がこうなったとき、こうしようと考えます。今日は2ゲームで競りましたが、そうなると思っていましたので、落ち着いて戦おう、ファイナルにいってもフィジカルは残っていると思っていました。五輪は1回出るともう1回出たいと思わせてくれる大会。気を引き締めてレースを戦いたいです」

渡辺「負けが込んでいる相手に、2ゲームは劣勢でしたが、勝ちきれてよかったです。次も準備を怠らなければ結果がついてくると思います。相手ペアの気合の入った声が目立っていた? 僕の声はダメでしたか?(笑) 相手は勢いに乗るとすごいので、相手が乗っているときにもあきらめずにプレーできたことが大きかったです。勝った瞬間、雄たけびをあげたのは、ここは僕の地元なので、たくさん声を出して少しでも目立てばいいなと思っていました(笑)」

取材・構成/江國晴子

写真/菅原 淳

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