【全日本実業団】日本ユニシスがNTT東日本を3−0で破り2年ぶりの優勝!<男子決勝>

6月16日に開催された第69回全日本実業団選手権(埼玉県・深谷市総合体育館)最終日は、男女ともに決勝戦が行なわれた。ここでは、日本ユニシスが2年ぶりの優勝を果たした男子の模様をお伝えする。

2年前の全日本実業団以降、団体戦での優勝から遠ざかっていた日本ユニシスと、5年ぶりの頂点をめざすNTT東日本の対戦となった男子の決勝戦。

注目の第1ダブルスに、日本ユニシスは世界ランキング5位の遠藤大由/渡辺勇大(写真右)を出場させる。対するNTT東日本は、昨日までケガで大事を取って休ませていた齋藤太一と古賀輝。ダブルスのエース対決となったこの勝負、第1、2ゲームとも古賀/齋藤が遠藤/渡辺に食らいついて競った展開となったが、自力に勝る遠藤/渡辺が最後は接戦を制して19本、20本。日本ユニシスが先勝して勢いをつけた。

昨日までは、この後の第2ダブルスで星を落として流れを掴み損ねていた日本ユニシスだが、この日は井上拓斗/金子祐樹がNTT東日本の星野翔平/西川裕次郎に主導権を渡さなかった。第1ゲームを17本で奪うと、第2ゲームは15本で決着させ、日本ユニシスが2年ぶりの王座にあと1勝と迫った。

第2ダブルスを2−0で制した井上拓斗/金子祐樹。前日の2敗を払拭する勝利を喜んだ

NTT東日本の第2単に、世界ランキング1位の桃田賢斗が控えていることを考えると、第1シングルスで決着をつけたいユニシスは、渡邉航貴が出場。その渡邉は、同じ日本B代表の古賀穂を相手に、競り合いながらも丁寧にラリーを組み立てていった。第1ゲームを21-14で奪った渡邉は、第2ゲーム終盤に古賀にリードを許して18-20とゲームポイントを握られたが、ここでも自分のプレーを貫いた。渡邉が4連続ポイントを奪って決着させると、ベンチから選手たちが飛び出し、渡邉を中心として歓喜の輪ができた。

日本ユニシスの優勝を決めた渡邉航貴。大会MVPも受賞した

日本ユニシス 坂本修一監督

「決勝戦、簡単には勝てないと思っていましたが、第1ダブルスから第1シングルスまで、全部が競った展開になったところを勝ちきることができた。選手たちにもすごく重圧やプレッシャーがかかっていたと思います。そういった意味でも、本当に選手たちがよくやってくれた試合だったと思います」

▼決勝

日本ユニシス 3―0 NTT東日本

遠藤大由/渡辺勇大②〔21-19、22-20〕0●古賀輝/齋藤太一

井上拓斗/金子祐樹②〔21-17、21-15〕0●星野翔平/西川裕次郎

渡邉航貴②〔21-14、22-20〕0●古賀穂

敗れはしたものの第1ダブルスで好ラリーを展開した古賀輝(左)/齋藤太一

取材・文/吉井信行

写真/井出秀人

投稿日:2019/06/16
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