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【記者発表会2】「日本の皆さんにプレーを見てもらえることがすごく楽しみ(桃田)」<ジャパンOP>

4月18日(木)、東京都内で「ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン2019」の記者発表会が行なわれた。ここでは出場予定選手として会見に出席した桃田賢斗(NTT東日本)のコメントを紹介する(会見とその後に行なわれた囲み取材でのコメントを構成)。

*渡辺勇大/東野有紗ペアのコメントはこちら
*会見のレポート記事はこちら

――今大会の抱負を教えてください。
桃田 去年ジャパンOPで初優勝することができたので、今年も優勝できるように、1回戦から強い気持ちを持って、感謝の気持ちを忘れず自分らしくプレーしたいです。去年は皆さんの応援がすごく力になったので、今年もご声援よろしくお願いします。

――ディフェンディングチャンピオンとして挑むことになります。そのあたりで難しさもありそうですか。
桃田 そうですね。おそらく自分はこれまで連覇というものをしたことがないんです。連覇をねらえる立場にいるのは光栄なこと。日本開催ということで、たくさんの人が応援してくださると思いますし、日本でプレーすること、その姿を日本の皆さんに見てもらえることがすごく楽しみ。皆さんに楽しんでもらえるようなプレーをしたいです。

――今年は世界ランク1位で迎える大会にもなるのではないでしょうか。
桃田 去年は5試合すべてストレート勝ちで勢いのまま優勝した感じでしたが、世界ランク1位で迎えるジャパンOPは、苦しいものになると思う。しっかり準備して臨みたいですし、今年は勢いで優勝するのではなく、優勝をねらって2連覇したい。優勝をねらっての優勝は本当に自信になりますし、そこで自分が連覇できれば、前回が“まぐれ”じゃなかったと感じてもらえるのかなと思います。

――4月29日から東京オリンピックの選考レースが始まります。今大会もその中の一つになりますが、そういった意味ではどのような気持ちで臨みますか。
桃田 レースが始まっても、やることはいつもと変わらず、全力を出しきること。応援してくださる皆さまの期待に応えられるように、精いっぱい戦いたいですし、レースだからといって力を入れすぎずに、自分らしく頑張っていきたいです。

――この大会は東京オリンピックの約1年前の開催で、同じ会場。どういうイメージを持って戦いたいですか。
桃田 オリンピックに出場したことがないので、オリンピックがどういう雰囲気かはわからないのですが、昨年はこの会場でいい感触でできていた。今回も、体育館の広さだったり、風の感覚、雰囲気を確かめながら試合したいです。

――やりやすい会場。
桃田 正直いま、フィジカル勝負には自信があるので、昨年のようにシャトルが遅く感じるというのは自分にとって有利だと思います。風もないので、コントロールしていけるのではと。あと、家から(会場が)近いということもあるので…(笑)。

――オリンピックレースも始まり、今大会も負けられない戦いだと思うが、日ごろから行なっている勝つための取り組みやジンクスなどがあれば。落ちているゴミを拾うとか、ささいなことでも構いません。
桃田 レース中はいいときも悪いときもあると思いますが、悪いときに自分のことで精いっぱいになるのではなく、サポートしてくださる周りの方々や、自分に関わるすべての方々に感謝の気持ちを持ってプレーすることが一番大事だと思っています。あとは、トイレのスリッパをしっかり並べること(笑)。これは決まってやっていることなので、継続していきたいです。

 

取材・構成・写真/バドミントン・マガジン編集部

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