【マレーシアOP】園田&嘉村、保木&小林がベスト4進出!山口と奥原は準決勝で激突!<S750>

4月5日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(Super750/クアラルンプール)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

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男子ダブルスで勝ち残った園田啓悟/嘉村健士(写真右)は、世界ランキングを6位まで押し上げている中国の韓呈愷(ハン・チェンカイ)/周昊東(ツォウ・ハオドン)と対戦。昨年から2連勝中の相手に対して、第1ゲームを接戦の末に22-20で制した園田/嘉村。第2ゲームも中盤までスコアは競った状況だったが、14-13から先に抜け出した園田/嘉村がそのまま押し切り、準決勝の切符を手にした。

また、2017年世界選手権優勝の張楠(ツァン・ナム)/劉成(リュウ・チェン/中国)と対戦した保木卓朗/小林優吾は、第1ゲーム21-17で先制すると、第2ゲームも16-8から18-14まで迫られるも、なんとか振り切って勝利。ベスト4入りを決めている。

女子シングルスは山口茜(写真)と奥原希望が準々決勝に登場。タイの2番手・ポンパウィ・チョチュウォンと激突した山口は、ファイナルゲームとなった勝負を21-19で切り抜けてベスト4に進出した。奥原は中国の何冰嬌(ヘ・ビンジャオ)から第1ゲームを21-19で奪うと、第2ゲームも20オールとなった接戦を抜け出し勝利。準決勝は奥原と山口の日本人対決が決まった。

女子ダブルス、男子シングルスは苦戦をしいられた。女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那は、全英OP決勝で争った中国の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)に0−2で敗戦。福島由紀/廣田彩花も、韓国のベテラン・鄭景銀(ジュン・キュンユン)/張藝娜(ジャン・イェナ)にファイナルゲーム17本で屈してベスト8に終わる。世界ランク2位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)と対戦した男子シングルスの西本拳太は、第1ゲームを奪われた後の第2ゲーム前半で12-6とリードしたものの、そこから6連続失点を喫して逆転負け。林丹(中国)との勝負に挑んだ常山幹太は、1−1で最終ゲームに持ち込んでみせたが、最後は失速して敗戦。全英OPで勝利をもぎとったレジェンド相手に、2連勝とはならなかった。

準々決勝の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

諶龍(中国)②〔21−18、21−19〕0●スリカンス・キダムビ(インド)48分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−18、21−19〕0●ビクター・アクセルセン(デンマーク)41分

林丹(中国)②〔16−21、21−17、21−10〕1●常山幹太70分

石宇奇(中国)②〔21−17、21−16〕0●西本拳太41分

西本拳太は第1ゲーム、第2ゲームともにリードを作りながら逆転を許して敗戦

▼準決勝(4月6日)

諶龍(中国) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

林丹(中国) − 石宇奇(中国)

【女子シングルス】

▼準々決勝(4月5日)

戴資穎(台湾)②〔21−19、21−13〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)35分

奥原希望②〔21−19、23−21〕0●何冰嬌(中国)51分

山口茜②〔21−10、7−21、21−19〕1●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)51分

陳雨菲(中国)②〔21−18、21−14〕0●成池鉉(韓国)36分

接戦を切り抜けてベスト4に入った奥原希望

▼準決勝(4月6日)

戴資穎(台湾) − 陳雨菲(中国)

奥原希望 − 山口茜

【男子ダブルス】

▼準々決勝(4月5日)

保木卓朗/小林優吾②〔21−17、21−15〕0●張楠/劉成(中国)40分

李俊慧/劉雨辰(中国)②〔21−13、16−21、21−17〕1●セティアワン/アッサン(インドネシア)50分

園田啓悟/嘉村健士②〔22−20、21−18〕0●韓呈愷/周昊東(中国)38分

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔23−21、19−21、21−18〕1●ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)55分

中国の実力派ペアを2−0で下した保木卓朗/小林優吾(左)

▼準決勝(4月6日)

園田啓悟/嘉村健士 − アルディアント/アルフィアン(インドネシア)

李俊慧/劉雨辰(中国) − 保木卓朗/小林優吾

【女子ダブルス】

▼準々決勝(4月5日)

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−17、21−13〕0●松本麻佑/永原和可那36分

鄭景銀/張藝娜(韓国)②〔21−13、16−21、21−17〕1●福島由紀/廣田彩花69分

李茵暉/杜玥(中国)②〔21−●、21−●〕0●プラディプタ/イスタラニ(インドネシア)43分

ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)②〔21−18、10−21、21−18〕1●金慧麟/ベク・ハナ(韓国)64分

全英OPベスト4の福島由紀(手前)/廣田彩花は準々決勝で敗退。1月のマレーシアマスターズでは優勝を飾ったが、今回は上位進出はならず

▼準決勝(4月6日)

陳清晨/賈一凡(中国) − 鄭景銀/張藝娜(韓国)

李茵暉/杜玥(中国) − ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(4月5日)

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−19、16−21、27−25〕1●チャンPS/ゴーLY(マレーシア)83分

タンKM/ライPJ(マレーシア)②〔17−21、21−16、21−16〕1●アーマド/カンドウ(インドネシア)54分

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−13、21−19〕0●ニピポン/サビツリー(タイ)28分

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−14、21−12〕0●エリス/スミス(イングランド)35分

▼準決勝(4月6日)

鄭思維/黄雅瓊(中国) − デチャポル/サプシリー(タイ)

王懿律/黄東萍(中国) − タンKM/ライPJ(マレーシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO、Getty Images

投稿日:2019/04/06
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