【ドイツOP】桃田、奥原、山口、福島&廣田ら世界ランク上位選手らが初戦を突破!<S300>

2月27日にBWFワールドツアー・ドイツOP(Super300/ミュルハイム・アン・デア・ルール)の2日目が開催され、各種目1回戦が行なわれた。

日本選手は前日に行なわれた混合ダブルスを除く4種目に登場。男子シングルスは桃田賢斗、西本拳太、常山幹太の3選手がそれぞれ2−0のストレートで勝利し2回戦に進出。女子シングルスは第1シードの奥原希望、第2シードの山口茜がそれぞれ白星発進を飾った。山口は2012年ロンドン五輪金メダリストの李雪芮(リ・シュェルイ/中国)に、第2ゲームで20オールに持ち込まれる展開を抜け出しての勝利だった。また、髙橋沙也加、大堀彩も2回戦へと進出した。

女子ダブルスは、世界ランキングトップ3の福島由紀/廣田彩花、髙橋礼華/松友美佐紀、松本麻佑/永原和可那が初戦を突破した。福島/廣田、松本/永原は2−0で快勝したものの、髙橋/松友は韓国ペアとファイナルゲームにもつれる展開。最後はしっかり12本に締めて白星をつかんだ。米元/田中も韓国ペアと対戦したが、1時間を超える接戦に敗れ、2回戦進出はならなかった。

男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大の2ペアが2回戦にコマを進めたが、井上拓斗/金子祐樹、保木卓朗/小林優吾の2ペアは初戦で姿を消した。2017年の世界王者と対戦した保木/小林は第1ゲーム23-21で先制し、第2ゲームも19-21のねばり強く戦う。最終ゲームも20オールの展開となったが、最後は相手に振り切られて金星奪取はならなかった。

日本選手の2日目の結果、28日の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼1回戦

桃田賢斗②〔21−18、21−15〕0●王子維(台湾)42分

西本拳太②〔21−17、21−16〕0●イゴール・コエリョ(ブラジル)41分

坂井一将●0〔8−21、16−21〕②李卓耀(香港)31分

常山幹太②〔21−12、22−20〕0●アジャ・ジャヤラム(インド)39分

▼2回戦(28日)

桃田賢斗 − ブリース・レベルデス(フランス)

常山幹太 − ZHAO Junpeng(中国)

西本拳太 − シッヒコム・ターマシン(タイ)

【女子シングルス】

▼1回戦

奥原希望②〔21−8、21−10〕0●リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)28分

山口茜②〔21−12、23−21〕0●李雪芮(中国)33分

大堀彩②〔23−21、21−19〕0●ミシェル・リー(カナダ)50分

髙橋沙也加②〔21−11、21−15〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)36分

▼2回戦(28日)

奥原希望 − ミア・ブリックフェルト(デンマーク)

大堀彩 − イボンヌ・リー(ドイツ)

山口茜 − 張雁宜(香港)

髙橋沙也加 − フィトリアニ(インドネシア)

【男子ダブルス】

▼1回戦

園田啓悟/嘉村健士②〔21−19、21−8〕0●インカラット/タンパット(タイ)31分

遠藤大由/渡辺勇大②〔21−12、21−10〕0●王澤康/黄凱祥(中国)34分

井上拓斗/金子祐樹●0〔17−21、18−21〕②ボディン/マニーポン(タイ)44分

保木卓朗/小林優吾●1〔23−21、19−21、22−20〕②張楠/劉成(中国)81分

▼2回戦(28日)

遠藤大由/渡辺勇大 − 盧敬堯/楊博涵(台湾)

園田啓悟/嘉村健士 − 高成炫/申白喆(韓国)

【女子ダブルス】

▼1回戦

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−14、19−21、21−12〕1●金昭英/孔熙容(韓国)76分

福島由紀/廣田彩花②〔21−14、21−10〕0●ハリス/クスマ(インドネシア)45分

米元小春/田中志穂●0〔21−23、18−21〕②金慧麟/ベク・ハナ(韓国)62分

松本麻佑/永原和可那②〔21−11、21−9〕0●エルチェティン/インチ(トルコ)26分

▼2回戦(28日)

福島由紀/廣田彩花 − プラディプタ/イスタラニ(インドネシア)

髙橋礼華/松友美佐紀 − サプシリー/プティタ(タイ)

松本麻佑/永原和可那 − 袁倩瀅/吴芷柔(香港)

【混合ダブルス】

▼2回戦

渡辺勇大/東野有紗 − ミッケルセン/スロー(デンマーク)

金子祐樹/松友美佐紀 − タベリング/ピキ(オランダ)

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2019/02/28
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