【イベントレポート】ピーター・ゲードが関東3カ所でジュニア選手に熱血指導!

バドミントン界のレジェンド、ピーター・ゲード(デンマーク)が、契約を結んでいるヨネックスの招待を受け、2月中旬に来日。関東の3カ所で、ジュニア向けのクリニックを行なった。ここでは、2月12日に埼玉県幸手市のアスカル幸手で開催された、埼玉県小学生連盟に所属するジュニアを対象にしたクリニックのもようをレポートする。

埼玉県小学生連盟に所属するチームから35名が参加

2月12日にアスカル幸手で行なわれたクリニックに参加したのは、埼玉県小学生連盟に所属するチームのジュニア選手35名。全英OPやジャパンOP優勝などの実績を持つレジェンドの登場に、最初は大人しかったジュニアたちだが、ピーター・コーチの熱心な指導を目の当たりにし、徐々に積極的になっていく。

ピーター・コーチの「誰かやってみる?」という声に、積極的に手をあげてコート内でシャトルを打つジュニア

この日のメインテーマは“ディセプション”。日本では、一般的に“フェイント”という言い方がされるが、ピーター・コーチは、このディセプションについて「バドミントンにもっとも重要なのは“基本”です。ですから、ディセプションは1試合で何度も打つものではありませんが、クレバーなプレーをするために必要なショットであり、好奇心をもってバドミントンに取り組むうえで大切にしたいこと。僕自身、とても気に入っているショット」と表現する。

現在、母国・デンマークのコペンハーゲンで自身のアカデミーを運営し、そこで指導も行なっているピーター・コーチ。そのアカデミーでも、基礎を大事に教えながら、自身の経験をふまえ、将来的に必要となるディセプションなど応用的なテクニックの指導も積極的に取り入れている。

ジュニアたちに向けて、ていねいに指導したピーター・ゲード

最初にピーター・コーチが見本を見せたあと、各コートに散らばったジュニアたちもネット前からのディセプションにトライ! いったんラケット面をストレートに見せながら、ギリギリまでシャトルを引きつけて、クロスへ。頭ではわかっていても、これが意外に難しい……。シャトルを引きつけてから、面でとらえるタイミングに苦労するジュニアたちが続出。各コートを回るピーター・コーチは、ラケットを持つジュニアたちに実際に手を添えながら、そのタイミングをていねいに指導していった。「シャトルを待つのは難しいけれど、これに慣れること。シャトルがラケットのギリギリまで近づいたときに、初めてラケットを動かすんだ」とピーター・コーチ。

まずは自分で見本を見せて、ジュニアたちにショットを解説
各コートをまわって、一人ひとりにやさしく声をかけていく

そう簡単にはマスターできそうにない難しいテクニックだが、「失敗を恐れずに、たくさん練習することが大事」とピーター・コーチはいう。今回参加したジュニアたちも、いつも練習している基礎に加えて、好奇心を持って、いろいろなショットやテクニックにトライする大切さを学んだはずだ。

クリニックのあとには、世界で活躍したピーター・コーチと実際にプレーする機会が!

ピーター・コーチを加えてダブルスのエキシビションマッチが行われ、ジュニア選手たちは夢のような時間を過ごした。

ピーター・コーチとペアを組んだ選手もラッキーなら、対戦して打ち合った選手もラッキー!

ジュニアたちとコートで試合! これはうらやましい!

イベント終盤は、ジュニアたちや父兄の方からの質問タイム。

「バドミントンを始めたのは、どうして?」

「バドミントンを続けてきて、よかったと思ったことは?」

「得意なショット、好きなショットは?」

「ゲーム終盤は、どうプレーしたらいい?」

「試合で負けているときに、どう気持ちを切り替えるべき?」

……などなど、素朴な質問から、バドミントンの実戦的な質問まで、たくさんの「?」にピーター・コーチが真摯に答えてくれた。

ジュニアたちからのたくさんの質問に、熱く答えてくれたピーター。子どもたちを見守る父兄からも質問が飛んだ

これら質問へのピーター・コーチの回答、そしてクリニックの詳しいもようは、バドミントン・マガジン4月号(3月22日発売)にて掲載します。

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/幡原裕治


投稿日:2019/02/28
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