【マレーシアM】大接戦を制した井上&金子らがベスト8進出!<S500>

1月17日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアマスターズ(Super500/クアラルンプール)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。マレーシアマレーシア2019

前日の1回戦で4ペアが勝ち上がった男子ダブルスは、3ペアが白星をつかんだ。WTファイナルズ準優勝の遠藤大由/渡辺勇大は、インドネシアのアングリアワン/ハルディアントと対戦。第1ゲームこそ27-25の接戦となったが、第2ゲームは12本に抑えて勝利。井上拓斗/金子祐樹(写真左)も同じくインドネシアペアと激突し、第1ゲーム19-21で奪われる展開。第2ゲームは互いに主導権を譲らずに20オールから29オールに。大接戦となった最後の1点を井上/金子がモノにしてファイナルゲームに持ち込むと、7−7から先に抜け出した日本ペアが押し切って21-18で勝利を飾った。世界ランク3位の園田啓悟/嘉村健士は、トナミ運輸の後輩・保木卓朗/小林優吾と対戦し、2−0のストレートで先輩としての貫禄を見せている。

マレーシアマレーシア2019

女子ダブルスも1回戦を勝ち上がった4ペアが、揃って白星をあげて準々決勝に進出。福島由紀/廣田彩花は韓国ペアを2−0で下し、髙橋礼華/松友美佐紀もオランダペアを2−0で退けている。昨年の世界王者・松本麻佑(写真左)/永原和可那もフランスペアを下してベスト8進出を決めた。

男子シングルスは、前日の1回戦で桃田賢斗を破った西本拳太が、マレーシアの期待の新星であるリー・ジジャと対戦。第1ゲームを15本で西本が落とすと、第2ゲームも17-21で敗れてベスト8入りはならなかった。女子シングルスは奥原希望と大堀彩が激突し、前日に続き日本人対決を奥原が制して準々決勝に進出している。また、混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗がイングランドペアを2−0で下して準々決勝進出を果たした。

日本選手の結果、17日の試合予定は以下の通り。

【男子シングルス】

西本拳太●0〔15−21、17−21〕②リー・ジジャ(マレーシア)38分

▼準々決勝(1月18日)

諶龍(中国) − アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)

リー・ジジャ(マレーシア) − ビクター・アクセルセン(デンマーク)

石宇奇(中国) − ダレン・リュウ(マレーシア)

孫完虎(韓国) − スリカンス・キダムビ(インド)

【女子シングルス】

奥原希望②〔14−21、21−11、21−14〕1●大堀彩

▼準々決勝(1月18日)

戴資穎(台湾) − ラチャノック・インタノン(タイ)

奥原希望 − サイナ・ネワール(インド)

ゴー・ジンウェイ(マレーシア) − 何冰嬌(中国)

成池鉉(韓国) − キャロリーナ・マリーン(スペイン)

【男子ダブルス】

井上拓斗/金子祐樹②〔19−21、30−29、21−18〕1●アリャ・パンカリャニラ/サントソ(インドネシア)85分

遠藤大由/渡辺勇大②〔27−25、21−12〕0●アングリアワン/ハルディアント(インドネシア)44分

園田啓悟/嘉村健士②〔21−17、21−19〕0●保木卓朗/小林優吾37分

▼準々決勝(1月18日)

園田啓悟/嘉村健士 − オンYS/テオEY(マレーシア)

チア・A/ソー・WY(マレーシア) − アストルップ/ラスムセン(デンマーク)

井上拓斗/金子祐樹 − ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)

遠藤大由/渡辺勇大 − ゴーVS/タンWK(マレーシア)

マレーシアマレーシア2019
後輩ペアを2−0で下した園田啓悟(右)/嘉村健士
マレーシアマレーシア2019
準々決勝に勝ち進んだ遠藤大由(左)/渡辺勇大

【女子ダブルス】

福島由紀/廣田彩花②〔21−17、21−19〕0●金昭英/孔熙容(韓国)50分

松本麻佑/永原和可那②〔21−14、21−17〕0●デリュー/パレルモ(フランス)34分

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−19、21−8〕0●ピキ/ザイネン(オランダ)33分

櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔21−11、21−13〕0●ハリス/プラディプタ(インドネシア)32分

▼準々決勝(1月18日)

福島由紀/廣田彩花 − 張藝娜/鄭景銀(韓国)

バーカー/スギアルト(インドネシア) − ポリイ/ラハユ(インドネシア)

髙橋礼華/松友美佐紀 − イスタラニ/プラディプタ(インドネシア)

松本麻佑/永原和可那 − 櫻本絢子/髙畑祐紀子

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗②〔21−9、21−14〕0●ラーン/ピーフ(イングランド)30分

保木卓朗/永原和可那●0〔13−21、19−21〕②ゴーSH/ライSJ(マレーシア)32分

金子祐樹/松友美佐紀●1〔12−21、21−17、12−21〕②徐承宰/蔡侑玎(韓国)44分

▼準々決勝(1月18日)

渡辺勇大/東野有紗 − 徐承宰/蔡侑玎(韓国)

ジョルダン/オクタビアニ(インドネシア)− デチャポル/サプシリー(タイ)

チャンPS/ゴーLY(マレーシア)− ゴーSH/ライSJ(マレーシア)

タベリング/ピキ(オランダ)− C・アドコック/G・アドコック(イングランド)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2019/01/18
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