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【全日本総合2018】前回王者の遠藤&渡辺は園田&嘉村と、福島&廣田はタカマツと激突!<男女ダブルス>

11月27日から開催されている第72回全日本総合選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)。大会5日目の12月1日は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは男女ダブルスをダイジェストでお伝えしよう。

トーナメント表・結果は こちら

【男子ダブルス】

全日本総合2018

男子ダブルスは、昨年優勝の遠藤大由(写真左)/渡辺勇大(日本ユニシス)と、第1シードの園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)が勝利を収めた。

前回優勝の遠藤/渡辺は、若きB代表・岡村洋輝/小野寺雅之(日本ユニシス/早稲田大)と対戦。強豪・埼玉栄高校を卒業して2年目、所属先は別れたものの日本代表で継続してペアを組む二人だ。

ペアを結成して以来、3年連続で決勝進出を果たしている遠藤/渡辺は、試合開始から攻撃力全開。動きの硬い岡村/小野寺から、わずか5点で第1ゲームを奪う。第2ゲームに入っても、遠藤/渡辺のペースは変わらず。岡村/小野寺は、岡村が後衛、小野寺が前衛という得意な形を作ってポイントを奪いにいくが、中盤以降は王者のレシーブを崩せず沈黙。遠藤/渡辺が第2ゲームも11本に抑えて決勝進出を決めた。

全日本総合2018

世界ランク3位の園田(写真右)/嘉村は、トナミ運輸の後輩・保木卓朗/小林優吾の挑戦を受けた。第1ゲームはソノカムが13本で先取。しかし、ひるまず勝負を挑むホキコバは、21−19で第2ゲームを奪い返した。ファイナルゲームは、点差が詰まりながらもソノカムがペースを握り、20−18でマッチポイント。しかし、園田のスマッシュがネットにかかって得点を与えると、保木のスーパーレシーブが飛び出してさらに加点し、ついに20オールに。嫌な流れも出てきた場面も、国際舞台で結果を残すソノカムは引かない。前衛を主戦場とする嘉村がヘアピンを果敢にプッシュし、甘く上がったところを園田が豪快にスマッシュ。再び迎えたマッチポイントは、園田の連続スマッシュで攻め込んで、園田/嘉村が決勝の切符をつかんだ。

遠藤/渡辺と園田/嘉村は、昨年の準決勝で対戦しており、遠藤/渡辺が2−0で勝利。一昨年の決勝は、ファイナルゲーム23−21で園田/嘉村が勝っている。3度目となる全日本総合での直接対決は、互いの意地とプライドがぶつかり合う戦いになりそうだ。

【女子ダブルス】

全日本総合2018

世界トップレベルがひしめく女子ダブルス。その決勝の舞台へ上がるのは、世界ランク1位の福島由紀(写真右)/廣田彩花(岐阜トリッキーパンダース)と、同2位の髙橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)。今年の女子ダブルスをけん引している2組が貫禄を示して準決勝を突破した。

福島/廣田の相手は、今年8月の世界選手権優勝の松本麻佑/永原和可那(北都銀行)。世界ランク3位で、ともに170センチを超える長身ペアに、福島/廣田は世界選手権決勝では敗れている。

日本代表として合宿や遠征をともにして、互いの手の内はわかっている同士の対決。ハイレベルなラリーは自然と長くなり、ほんの少しのミスが命取りとなる。第1ゲームは福島/廣田が打ち込み、松本/永原がロングレシーブで対応する展開。攻め続けた福島/廣田が21−18で奪った。第2ゲームは松本/永原が低いレシーブを多用しはじめ、永原が積極的に前に出てトップ&バックで攻撃の形をつくりにいく。すると、松本が豪快なスマッシュを決まり出し、その都度、場内がどよめいた。第2ゲームは21−17で、松本/永原が取り返した。

勝負のファイナルゲームは、再び福島/廣田が攻め込む展開に。福島と廣田、どちらが前でも後ろでもスマッシュを打ち込み、最後は前衛が仕留める超攻撃ダブルスは、レシーブに回ると対応しきれない。中盤以降、松本/永原のミスが重なって点差がつき、最後は永原のロングレシーブがバックアウト。最終ゲームは21−13で決着がつき、福島/廣田が国際大会でのリベンジを果たして決勝進出を決めた。

全日本総合2018

髙橋/松友(写真右)は、今年ブレークしたB代表・櫻本絢子/髙畑祐紀子(ヨネックス)の挑戦を受けた。準々決勝で、A代表の米元小春/田中志穂(北都銀行)に攻め勝った櫻本/髙畑。サウスポー・櫻本の強烈なスマッシュと、髙畑の鋭い前衛がウリだが、それを上回ったのが髙橋/松友だった。髙橋が後衛からスマッシュとドロップを打ち分け、松友が鋭い読みで反応。第1ゲームを21-17で制すると、第2ゲームも髙橋/松友ペース。挑戦者の櫻本/髙畑は中盤以降にバックアウトを連発するなど、持ち前の攻撃力を発揮できず。チャレンジャーをしっかり押しのけた髙橋/松友が、3年連続で決勝に進出した。

福島/廣田は昨年、初の決勝進出で初優勝。髙橋/松友を2−0で倒しての栄冠だった。昨年、自身2度目の3連覇を阻まれた髙橋/松友にとってはリベンジの舞台。世界最高峰の女子ダブルスが、日本の地で頂点を争う。

取材・文/平田美穂

写真/菅原淳


投稿日:2018/12/02
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