【静岡IH2018】中山が激闘を制して準決勝へ!奈良岡は挑戦者を寄せつけず<男子シングルス>

『静岡インターハイ』(8月5日~9日/静岡県・浜松アリーナ、浜北総合体育館)の競技4日目、8日(水)は、浜松アリーナで男女シングルス、浜北総合体育館で男子シングルスの1回戦~準々決勝が行なわれ、それぞれベスト4が出そろった。ここでは、男子シングルスのダイジェストをお伝えしよう。

選抜王者の2年生・奈良岡功大(浪岡)はストレート勝ちで4強入り
選抜王者の2年生・奈良岡功大(浪岡)はストレート勝ちで4強入り

【ダイジェスト】

男子シングルスは、第1シードの奈良岡功大(浪岡)と第2シードの緑川大輝(埼玉栄)が1ゲームも落とさず準決勝にコマを進めた。その一方で、第3、第4シードの水島工コンビ、一井亮太と藤井凌はいずれも4回戦で敗れてベスト8入りは果たせなかった。
一井を破った石橋陸(九州国際大付)は、しかし準々決勝で服部輝正(福工大附福井)に敗退。8本、9本で快勝した服部は単複でのベスト4入りだ。

長身を生かした攻撃力を武器に、ダブルスに続く4強入りを果たした服部輝正(福井工大附福井)
長身を生かした攻撃力を武器に、ダブルスに続く4強入りを果たした服部輝正(福井工大附福井)

藤井を退けたのは中山裕貴(埼玉栄)。だが、その第2ゲームを20-22の接戦で落としたことがあとで響いてくる。ふくらはぎを、けいれんが襲っていた。完全に回復しないままに臨んだ小川翔悟(日章学園)との準々決勝、第1ゲームは15本で奪ったが、第2ゲームは足がピタリと止まってしまった。その間に小川が12本で奪い返し、勝負はファイナルゲームへ。中山はプレー続行が不可能なほどの状態だったが、小川は畳み掛けることができない。小川自身も太モモのけいれんがひどくなっていたからだ。

結局、中山が21-7と、まさかの大差をつけて勝利。立ち上がれない小川のもとへゆっくりと歩み寄り、握手を交わした。小川は「もっと体力をつけなければ」と自分を責めたが、インターバルの短い連日連戦を思えば、責める者はいないはずだ。
9日の最終日、中山はシングルスのほかに緑川とのダブルスも控えている。「できることは全部やって、明日までに絶対に(コンディションを)戻します」と中山。固い決意はどんな結末を呼ぶのだろうか。

明日の8月9日(木)は、男女のシングルスとダブルスで決勝戦までが行なわれる。

4回戦、準々決勝とタフな試合を勝ち抜いた中山裕貴(埼玉栄)
4回戦、準々決勝とタフな試合を勝ち抜いた中山裕貴(埼玉栄)
V候補の緑川大輝(埼玉栄)はストレート勝ちでベスト4入り
V候補の緑川大輝(埼玉栄)はストレート勝ちでベスト4入りを決めた

◆個人男子シングルス準決勝のカード(9日)
奈良岡功大(浪岡) — 中山裕貴(埼玉栄)
服部輝正(福井工大附福井) — 緑川大輝(埼玉栄)

★個人男子シングルス準々決勝までの結果はこちら

取材・文/山口奈緒美
写真/江見洋子


投稿日:2018/08/09
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