【世界選手権2018】「タフなゲームになることを覚悟して試合に入りたい」(奥原)

7月29日に第24回世界選手権(中国・南京)に出場する選手らの代表記者会見が行なわれた。日本からは女子シングルスの前回王者・奥原希望が出席し、大会に向けての意気込みなどを語った。

世界選手権2018
地元中国選手の会見後に行なわれた、海外選手たちによる記者会見に奥原希望が出席。左から混合ダブルスのアドコック夫妻(イングランド)、奥原、男子シングルスのビクター・アクセルセン(デンマーク)

−−多くの人が決勝進出の可能性が高いと思っている。そのことに対してどう思うか。

奥原 自分はまったくそう思っていないです。どのドローになっても厳しい戦いが続くと考えています。

−−(昨日)体育館で練習をしてみての感想は。風など、どう感じたか。

奥原 中国らしく会場がすごく広くて、風もあまり感じない印象を受けました。私のようなプレースタイルの選手は、前回のグラスゴーの試合と同じように、試合が長くなるんじゃないかなと予想しています。タフなゲームになることを覚悟して1試合1試合、入りたいと思っています。

−−昨年のグラスゴーで優勝したが、前回と何か違いはあるか?

奥原 私自身は変わったところはありません。ディフェンディングチャンピオンと言われているけど、ケガをしたこともあって、自分の中では王者として臨むというより、もう一度チャレンジャーとして臨みたいと思っています。

−−東南アジアの大会が続いてからの世界選手権。疲れもあるとは思うが、コンディションはどうか。

奥原 (東南アジア遠征の)3週間が終わったあと、代表合宿でもしっかり練習を積めたので、状態的も悪くはないかなと思っています。東南アジアでの3週間に比べると真逆の環境になるので、そこを修正して臨まないといけないと思っています。

世界選手権2018
日本人記者以外からも質問が集まった奥原、海外記者から髪を切ったことに対する質問もあった
世界選手権2018
地元中国からは前回の世界選手で優勝を果たした女子ダブルスの陳清晨(左端)/賈一凡、男子ダブルスの張楠(中央)/劉成、そして男子シングルスの諶龍(右端)が出席

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取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/北川外志廣

投稿日:2018/07/29
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