【Super300】髙橋沙也加、櫻本&髙畑が今季2度目のV達成!<ニュージーランドOP>

5月6日に開催されたBWFワールドツアー・ニュージーランドOP(Super300/オークランド)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。

最終日の2試合目に登場したのは、女子ダブルスの櫻本絢子/髙畑祐紀子。今大会は第1シードのインドネシアペアを撃破したほか、日本の中西貴映/東野有紗も準決勝で退けてファイナル進出を決めていた。

その決勝戦の相手は、日本の福万尚子/與猶くるみから金星を奪う快進撃で勝ち進んだ中国の若手ペア。試合は第1ゲームに9連続得点を奪った櫻本/髙畑が、21-9で先制。第2ゲームは互いに点を奪い合う接戦となったが、先に抜け出した日本ペアが押し切って21-19で優勝。2月のスイスOP(Super300)に続き、今年2度目の栄冠を手にした。

櫻本/髙畑の優勝後に行なわれた女子シングルス。決勝には、4月に日本B代表への復帰を遂げた髙橋沙也加が立った。櫻本/髙畑と同じくスイスOPで優勝を飾った髙橋は、世界ランキングでも19位まで浮上。5月のユーバー杯(タイ・バンコク)メンバーにも選出されており、ここで優勝をつかみ弾みをつけたいところ。

決勝の相手は勢いのある中国の若手選手だったが、第1ゲームを先制したのは髙橋だ。21-13で抑えると、第2ゲームも常に先行しながら試合を運び、最後は21-14で快勝! 櫻本/髙畑に続き、今季2度目のSuper300優勝を飾った。

男子シングルスは、林丹(リン・ダン/中国)とジョナタン・クリスティ(インドネシア)の世界トップランカー同士の対決。この勝負を制したのは林丹。2−0のストレートで完封し、頂点に立った。男子ダブルスは台湾の陳宏麟(チェン・フンリン)/王齊麟(ワン・チーリン)、混合ダブルスも台湾の王齊麟/李佳馨(リー・チャーシン)が制している。

決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

林丹(中国)②〔21−14、21−19〕0●ジョナタン・クリスティ(インドネシア)52分

【女子シングルス】

髙橋沙也加②〔21−13、21−14〕0●張藝曼(中国)39分

【男子ダブルス】

陳宏麟/王齊麟(台湾)②〔21−17、21−17〕0●ハルディアント/アングリアワン(インドネシア)43分

【女子ダブルス】

櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔21−9、21−19〕0●曹彤威/鄭雨(中国)50分

【混合ダブルス】

王齊麟/李佳馨(台湾)②〔21−19、14−21、21−19〕1●徐承宰/蔡侑玎(韓国)65分

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2018/05/06

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