【全英OP展望】西本と常山が1回戦で激突!<男子シングルス>

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初戦で日本選手同士が激突!

日本からは3選手が全英OPの出場権をつかんだ。世界ランキング(2月22日付)で日本最上位の15位に位置する坂井一将は、昨年のインドネシアOP(SSプレミア)準優勝のほかにも、SS・SSPベスト8が合計3回など、着実にステップアップをしている。今年1月のインドネシアマスターズ(Super500/旧SS)でも準優勝の好結果を残しており、強豪を相手にしても簡単に負けない地力がついている印象だ。今回は1回戦でリオ五輪金メダリスト&世界選手権2連覇などの実績を持つ諶龍(チェン・ロン/中国)と対戦する。初対戦となる中国のエースを相手に、どこまで戦えるかに注目が集まる。

男子シングルスで結果を出し始めているのは、坂井だけではない。1月のマレーシアマスターズ(Super500)で準優勝を飾った西本拳太、昨年のカナダOP(旧GP)では桃田賢斗を下して優勝を果たした常山幹太も、世界の強豪と渡り合える力をつけている。今回の全英OPでは、その2人が1回戦で激突することが決まっている。昨年12月の全日本総合・準決勝でも対戦している西本と常山だが、このときは西本が2−0で勝利。チームの同僚でもある二人は総合以来の真剣勝負となるが、もちろん、どちらも勝利を譲る気はないだろう。白熱した戦いが予想される。なお、この勝負を制すると、2回戦では2017年世界選手権王者のビクター・アクセルセン(デンマーク)と伍家朗(ン・カロン/香港)の勝者と対戦する。

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バドミントン全英OP2018

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全英OP

全英OP:1899年に第1回大会をロンドンで開催。当初は男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目で行なわれた(翌年から男女シングルスも実施)。バドミントンの国際大会としては、最も歴史と伝統のあるオープントーナメントとして知られている。1977年に世界選手権が開催される以前は、世界の頂点を決める大会として世界のトップ選手が出場し、多くの名勝負を繰り広げてきた。日本選手は1960〜70年代にかけて、女子シングルスに出場した高木紀子、湯木博恵、竹中悦子などが優勝。女子ダブルスでも相沢マチ子/竹中悦子、徳田敦子/高田幹子などが頂点に立っている。最近では2016年に女子シングルスの奥原希望、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が単複W制覇を遂げた。

※優勝者の名前は旧姓。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/02/28
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