【SSP】福島&廣田がタカマツ破り決勝進出!<マレーシアOP>

4月8日に開催されたスーパーシリーズプレミア第3戦・マレーシアOP(クチン・SSP)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。

福島由紀/廣田彩花(左)
福島由紀/廣田彩花(左)

3種目で準決勝に勝ち進んだ日本は、女子ダブルスで髙橋礼華/松友美佐紀と福島由紀/廣田彩花が対戦。2組は全英OP2回戦でも対決しており、その試合は福島/廣田が勝利をつかんでいた。

そして約1カ月後に再び対峙すると、勝利をつかんだのが福島/廣田。第1ゲームは17-17の接戦から先に抜け出し先制すると、第2ゲームは先行する髙橋/松友を終盤にとらえてストレート勝ち。2戦連続で世界ランク1位のタカマツを下した福島/廣田が決勝進出を決めた。

髙橋礼華/松友美佐紀(右)
髙橋礼華/松友美佐紀(右)

女子シングルスは久々のSS上位進出を果たした奥原希望が、キャロリーナ・マリーン(スペイン)と激突。第1ゲームは、マリーンに序盤から押された奥原が6−13と大量リードを許したが、後半はねばり強く追いかけて20オールに持ち込む。さらにポイントを奪って21-20と逆転に成功したが、ここから3連続失点。第2ゲームも第1ゲーム同様、マリーンに先行される苦しい展開となったが、再び奥原が猛追。14-20から5連続ポイントであと一歩まで迫ったが、最後はマリーンが意地を見せて奥原は0−2で敗戦。決勝進出を逃したものの、ケガからの復活を印象づける結果を残した。

奥腹希望
奥腹希望

男子ダブルスで4強入りを決めている園田啓悟/嘉村健士は、全英OP、インドOPを連覇しているインドネシアの新エース・ギデオン/スカムルジョとの勝負。第1ゲーム10−5とリードしたものの、ここから8連続失点などで相手に逆転されてしまう。第2ゲームも12-12と接戦を演じたが、ここから再び大量得点を奪われ敗戦。SSファイナル以来の決勝進出はならなかった。

園田啓悟/嘉村健士(右)
園田啓悟/嘉村健士(右)

このほか、男子シングルスでは林丹(中国)とリー・チョンウェイ(マレーシア)が決勝に進出。リオ五輪準決勝以来のレジェンド対決が決定した。また、女子シングルス決勝はマリーンと近況好調の戴資穎(台湾)の勝負に。女子ダブルスは中国の湯金華/黄雅瓊(中国)が韓国ペアを制し、決勝戦で福島/廣田と対戦する。

リー・チョンウェイ(マレーシア)
リー・チョンウェイ(マレーシア)
林丹(中国)
林丹(中国)

準決勝の結果は以下の通り。

 

【男子シングルス】

▼準決勝

林丹(中国)②〔27−25、19−21、21−16〕1●孫完虎(韓国)84分

リー・チョンウェイ(マレーシア)②〔21−12、21−9〕0●黃永棋(香港)40分

▼決勝

林丹(中国) − リー・チョンウェイ(マレーシア)

 

【女子シングルス】

▼準決勝

戴資穎(台湾)②〔20−22、21−13、21−12〕1●成池鉉(韓国)62分

キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔23−21、21−19〕0●奥原希望53分

▼決勝

戴資穎(台湾) − キャロリーナ・マリーン(スペイン)

戴資穎(台湾)
戴資穎(台湾)

 

【男子ダブルス】

▼準決勝

ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−16、21−13〕0●園田啓悟/嘉村健士35分

傅海峰/鄭思維(中国)②〔17−21、21−14、21−19〕1●洪煒/柴飈(中国)50分

傅海峰(右)/鄭思維(中国)
傅海峰(右)/鄭思維(中国)

▼決勝

ギデオン/スカムルジョ(インドネシア) − 傅海峰/鄭思維(中国)

 

【女子ダブルス】

▼準決勝

福島由紀/廣田彩花②〔21−18、21−19〕0●髙橋礼華/松友美佐紀49分

湯金華/黄雅瓊(中国)②〔22−20、18−21、21−16〕1●張藝娜/李紹希(韓国)83分

福島由紀(左)/廣田彩花
福島由紀(左)/廣田彩花
湯金華(手前)/黄雅瓊(中国)
湯金華(手前)/黄雅瓊(中国)

▼決勝

福島由紀/廣田彩花 − 湯金華/黄雅瓊(中国)

 

【混合ダブルス】

▼準決勝

魯愷/黄雅瓊(中国)②〔21−8、21−16〕0●アーマド/ナトシール(インドネシア)37分

鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−19、21−14〕0●張楠/李茵暉(中国)38分

魯愷/黄雅瓊(中国)
魯愷(左)/黄雅瓊(中国)

▼決勝

魯愷/黄雅瓊(中国) − 鄭思維/陳清晨(中国)

投稿日:2017/04/09
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