【世界選手権】井上&金子が日本ペア対決を制す! 遠藤&渡辺は中国ペアに敗戦…<男子ダブルス>

8月23日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。

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井上拓斗/金子祐樹(左)
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保木卓朗/小林優吾(右)

男子ダブルスは井上拓斗/金子祐樹、保木卓朗/小林優吾の日本ペア対決。第1ゲームを制したのは井上/金子。保木/小林の攻撃を冷静にさばきながらポイントを重ね21-16。第2ゲームは保木/小林が強打で押し込む場面が目立ち、スコアも接近。20-20のデュースにもつれた勝負は、最後井上/金子がねばり勝って25-23。井上/金子が日本人対決を白星で飾った。

 

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また、前日の1回戦を快勝した遠藤大由/渡辺勇大は、中国の張楠/劉成と対戦。高さとパワーがある相手に対して、第1ゲームは9本で抑えられた遠藤/渡辺。第2ゲームはドライブ合戦から間隙を突いてポイントを奪ったが、後半はパワーに押され15-21。2回戦突破はならなかった。

 

▼選手コメント

金子「日本人対決でしたが、相手は2試合目で、自分たちは1試合目。そこでどうかなと思ったけど、意外とうまく試合に入れたかなと。それが1ゲーム目のいい結果につながりました」

井上「相手に1試合目があるので、こちらが引き気味な試合展開になるかなと思ったけど、それもなく、最初に離されなかったのがよかったのかなと思います。自分たちらしいプレーにすんなり入れました」

保木「終始、相手の方が自分たちの得意な攻撃パターンを引き出さない球回しをしてきた。そこで自分たちがいかに我慢できるかでしたが、2ゲーム目後半ぐらいからできたと思うけど、それを出すのが遅かったかなと思います」

小林「全体的に相手よりミスが多かった。我慢する球回し、つなぎ球などがいつも以上に多かったので、ミスを誘われてしまった試合でした。自分たちのミスも多かったし、相手のプレーもよかった」

遠藤「想像を絶する強さでしたね。なんの取り柄もない負け方というイメージです。今後はこういうことがないように、しっかりと直していきたいです」

渡辺「相手のプレッシャーもあったけど、僕のミスが多かった。はたから見れば前に入れる場面はあったと思うかもしれないけど、コートの中ではつねに張楠選手のプレッシャーがあったりした。ヘアピンとかも置けるとは思うけど…、僕がゲームメークができなかったので、いいゲームではなかったと思います」

 

【男子ダブルス】

井上拓斗/金子祐樹②〔21−16、25−23〕0●保木卓朗/小林優吾43分

遠藤大由/渡辺勇大●0〔9−21、15−21〕②張楠/劉成(中国)33分

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2017/08/24
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