【S/Jリーグ2025】BIPROGYがヨネックスとの競り合いを制し2年ぶりのリーグ制覇!<TOP4/女子決勝戦結果>

3月1日に、国内最高峰リーグの頂点を決めるS/Jリーグ2025 TOP4トーナメントが、神奈川県の横浜BUNTAI(横浜市)で開催された。前日の2月28日に男女準決勝が行なわれ、決勝進出チームが決定。女子は同じJブロックで争ったヨネックスとBIPROGYが頂上決戦を争った。ここでは女子決勝のダイジェストをお伝えする。

【準決勝結果&ダイジェスト】

BIPROGY VS 岐阜Bluvicの結果

ヨネックス VS NTT東日本の結果

【決勝ダイジェスト】

オーダーは、準決勝から大きくは変わらなかった。BIPROGYは、シングルスのみ砂川温香に変更。ヨネックスは、まったく同じ5人だった。

第1ダブルスは、BIPROGYの五十嵐有紗/髙橋美優(上写真・右)が、2−0で櫻本絢子/廣上瑠依に勝ち切った。第1ゲーム前半は、前日の疲労感が抜け切れなかった五十嵐/髙橋が、櫻本/廣上にペースを奪われてリードを許す。しかし、苦肉の策が奏功。両ペアとも、右利きと左利きの組み合わせだが、五十嵐/髙橋は前日の準決勝で岐阜Bluvicの福島由紀/川添麻依子と対戦した際に、センター後方に配球されてポジションが重なってしまう状況を多くつくられていた。決勝では、同じ方法で相手を乱す戦術に。五十嵐は「スピードが上がらない。1ゲーム目は無理だと思った」と言い、髙橋も「ちょっとやばい、どうしようと思った。シャトルが飛ばないので、あまり攻撃し過ぎて(レシーブで)回されるのも怖かったけど、真ん中に上げたら崩れてくれてラッキーだった」と振り返った。少しずつ櫻本/廣上をペースダウンさせることに成功。8-13から7連続得点で一気にひっくり返すと、18本で第1ゲーム先取に成功した。

第2ゲームは、点差がつかずに進む展開。髙橋が精力的に強打を打ち続け、五十嵐を前に置く形で攻める中、髙橋がネット前に鋭く沈む球を生かして相手を崩し、最後は24-22でゲームを取り切った。

シングルスは、ヨネックスの仁平菜月(上写真)が強さを見せつけた。

ねばり強さを身上とする砂川温香に対し、我慢強く攻め続けるラリーで優位に立った。リスクを負い過ぎないように配慮しながら攻め続ける、絶妙のバランス。「昨日の試合で、シャトルが飛ばないのはわかっていたし、相手のプレースタイルを考れば短い試合にはならないと思っていた。苦しい点の取られ方もあったけど、ズルズルと取られ続けることなく抑えられたのがよかった」と振り返った通り、砂川に3連続得点を許したのは、第1ゲームの出だしのみ。ゲーム終盤に安全運転に入ると、長いラリーの我慢比べで砂川に負けることはあったが、ゲームを通した中での失点数は抑えることに成功。2ゲームとも14本で制し、第2ダブルスへつないだ。

第2ダブルスは、BIPROGYがエースの中西貴映(上写真・左)/岩永鈴。ヨネックスは、前日の準決勝で試合がなかった保原彩夏/関野里真を起用。

第1ゲームはBIPROGYペアが一方的に攻め立て、10本で取り切る強さを見せた。しかし、第2ゲームに入ると保原/関野が反撃。特に、ネット前へ一気に詰める保原のプレーが効果的で、21-12で取り返した。最終ゲームは、一進一退。中西/岩永が11-9でインターバルを迎えたが、終盤に差し掛かるにつれ、関野に強打を集める形での得点が増加。関野は後方で左右に揺さぶられる場面で食らいついていたが、中間距離、後方で跳びついて打つドライブがネットにかかってしまう。疲労感がある中で、連続強打を浴びる苦しい展開となるヨネックスペアに対し、中西/岩永は最後までペースを渡さず。最後は21-18で押し切り、チームの優勝を決めた。

第2ダブルスの競り合いを制した中西(右)/岩永が、チームの2年ぶりの優勝を決めた

岩永は「絶対に私たちが勝って優勝するという気持ちだった」と、この勝負にかけていた思いを明かした。前日の準決勝が負傷離脱していた岩永の復帰戦だっただけに、中西は「鈴には焦らずに(リハビリして)ってずっと言っていたけど(TOP4までに)戻れるかなと思う日もあった。一緒に戦えることが本当にうれしい。頑張ってリハビリをしてくれた。感謝しかない」と大舞台に間に合わせたパートナーへの思いを語った。

2年ぶりの優勝に喜びと安堵の表情を見せた平山優監督は「(中西/岩永の)第2ダブルスには自信があった。第1ダブルスも、有紗がうまくコントロールしてくれて、それに美優がついていってくれた。五十嵐と組めば美優がねらわれてしまうけど、それについていけた髙橋の成長が、チームとして一番大きかったと感じます」とチームの戦いを評価した。

▼決勝(3月1日)

BIPROGY(Jブロック2位)2−1 ヨネックス(Jブロック1位)

五十嵐有紗/髙橋美優②〔21−18、24−22〕0●櫻本絢子/廣上瑠依

砂川温香●0〔14−21、14−21〕②仁平菜月

中西貴映/岩永鈴②〔21−10、12−21、21−18〕1●保原彩夏/関野里真

優勝:BIPROGY

準優勝:ヨネックス

取材・文/平野貴也

写真/菅原 淳

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投稿日:2026/03/01
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