【全日本総合2025】前回ファイナリストの田中湧士、武井凜生がベスト4進出!奈良岡功大、西本拳太も準々決勝を制す!<男子シングルス/準々決勝結果>

日本の頂点をかけて争われる第79回全日本総合バドミントン選手権(東京・京王アリーナTOKYO)。大会4日目は各種目準々決勝が行なわれた。男子シングルスのダイジェストを紹介する。

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【男子シングルス】

ベスト4をかけた戦いで勝利をつかんだのは、奈良岡功大(上写真)、田中湧士、武井凜生のNTT東日本3選手と、西本拳太(ジェイテクトStingers)。奈良岡は、昨季までチームメートだった古賀穂(AC長野パルセイロBC)と対戦。ねばる相手を14本、18本で退け、準決勝進出を決めた。

連覇に挑む田中(上写真)は、同じ日本代表の沖本優大(BIPROGY)の挑戦を受ける。第1ゲームは沖本が11−7とリードしてインターバルに入ったが、その後、田中が9連続ポイントで逆転。16-11とした。しかし、沖本も負けじとねばり強いラリーを見せて17オールに。前半から激しい戦いとなったゲームは、田中が再び連続ポイントを奪い21−17で先取した。第2ゲームは田中がリードをつかみ、20-15で先にマッチポイントを握る。沖本も負けじと底力を発揮して19点まで迫ったが、追い上げはここまで。最後は田中が逃げ切って2−0で勝利。ベスト4進出を決めた。

西本はインカレ王者の宮下怜(明治大)を2−0で撃破。第1ゲーム前半は、初の準決勝進出をめざす宮下が積極的に仕掛け、西本からポイントを奪って13オール。しかし、ここから西本が本領を発揮する。怒涛の8連続得点で第1ゲームを制すと、第2ゲームは西本が主導権を握り、追走する宮下を振り切って21−12で勝利。順当にベスト4へと駒を進めた。

前回大会で準優勝を飾った武井は、3回戦で日本代表の渡邉航貴(BIPROGY)を破って勝ち上がった増本康祐(ジェイテクトStingers)と激突。第1ゲームは増本が14本に抑えて先制するも、第2ゲームは武井が反撃。5連続得点などで差を広げて最終ゲームに持ち込むと、中盤11オールから武井が先に抜け出し、21−16で勝利を飾った。

準決勝は奈良岡と西本、田中と武井が決勝の切符を争う。

▼準々決勝(12月28日)

奈良岡功大(NTT東日本)②〔21-14、21-18〕0●古賀穂(AC長野パルセイロBC)

西本拳太(ジェイテクトStingers)②〔21-14、21-12〕0●宮下怜(明治大)

田中湧士(NTT東日本)②〔21-17、21-19〕0●沖本優大(BIPROGY)

武井凜生(NTT東日本)②〔14-21、21-9、21-16〕1●増本康祐(ジェイテクトStingers)

ベテランの西本拳太がベスト4に進出。2回目の総合制覇まであと2勝とした
勢いのある相手を制した武井凜生。2年連続決勝進出なるか

▼準決勝(12月29日)

奈良岡功大(NTT東日本) — 西本拳太(ジェイテクトStingers)

田中湧士(NTT東日本) — 武井凜生(NTT東日本)

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/井出秀人

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投稿日:2025/12/28
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