日本一を争う「第79回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日に東京・京王アリーナで開幕した。大会4日目の28日は、各種目準々決勝が行なわれた。ここでは注目選手のコメントを紹介する。
混合ダブルス
渡辺勇大（左）＆田口真彩
（J-POWER／ACT SAIKYO）
準々決勝結果：山澤直貴／曽根夏姫（コンサドーレ／北都銀行）に2-0で勝利
――試合を振り返って。
渡辺 終始、自分たちがアドバンテージを取りながらラリーを進められたと思うので、ストレスはあまりなく、田口もいいプレーをしてくれたので、攻撃場面でかなり点数が取れたかなと思います。
田口 自分たちがリードした展開だったので、自分の課題と勇大さんやスタッフに言われたことを意識しました。ミスをしてもいいからやってみようって言ってくれたので、そこを今日できたのがよかったと思います。
――田口選手の反応がよくなっているように感じたが
田口 相手がバック前に多く落としてきて、最初は勇大さんに任せていたんですけど、自分からいこうと意識を変えてみた。そこをプッシュにいけたのはよかったと思います。
――渡辺選手は田口選手の動きをどう見ていた？
渡辺 1回戦より2回戦、2回戦より3回戦と動きはよくなっていると思うし、課題も試合の中で克服しようという動きが見られるので、僕もそこに負けないようにトライを続けて、明日も頑張りたいなと思ってます。
――今日は会場のレイアウトが変わって雰囲気も変わったが
渡辺 観客が近いところにいるっていうのは、いいと思います。観客の人も増えて、やっぱり国内で盛り上がってほしいっていうのは、僕自身はずっと思い続けているところなので。バドミントンを休日の楽しみに見に来るっていう人を増やしたいですね。
田口 お客さんが近いのはわかっていたので、緊張はしたんですけど、去年よりはそんなにビビらずできたかなとは思います。でも、明日の準決勝は初めてなので、その初めてを楽しみたいと思います。
取材／バドミントン・マガジン編集部、平野貴也、吉井信行
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