【全日本総合2025】「廣上の強い気持ちが自分を引っ張ってくれている」(保原彩夏)「大会前の練習期間で、保原さんへの信頼を深めていけた」(廣上瑠依)<3日目/選手コメント15>

日本一を争う「第79回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日に東京・京王アリーナで開幕した。大会2日目の27日は、各種目2、3回戦が行なわれた。ここでは注目選手のコメントを紹介する。

女子ダブルス
保原彩夏(右)&廣上瑠依
(ヨネックス)

3回戦結果:今井優歩/齋藤夏(ほねごり相模原/PLENTY GLOBAL LINX)に2-0で勝利

保原 今日は自分があまり出だしからいけなかったんですけど、廣上が攻めのときに後ろから前に詰めながら打ってくれたので、自分も落ち着くことができました。役割がはっきりして自分は入れるだけとか、前だけっていうのが意識できたので、無駄なミスも少なかったと思います。

正直、女子ダブルスは廣上と組めないなら、もうやらないと言って去年でやめてミックスに切り替えたので、最初は気持ちの面で難しかったです。でも、廣上が本気でオリンピックをめざしているんだなっていう気持ちがすごく伝わってきたし、そこに対して自分も頑張ろうと気持ちの部分で引っ張ってもらいました。ミックスをやりながらなので、自分が大変というより、廣上も練習ができなかったりと気持ちの面で迷惑をかけてしまう部分も多かった。それでも頑張りたいって言ってくれるので、それに応えようっていうふうに思えた1年だったと思います。

廣上 12月のオーストラリアでの試合を終えて、一旦、海外での試合が終わったので、チームに戻って二人で練習する期間がしっかり取れました。練習期間が取れたことで、二人の形にしっかり自信を持って試合に入れています。保原さんに対しての信頼をより深めてプレーできてるのかなと思います。

移籍してきて気持ちの面でもうまくいかない部分と同時に、今までにはないワクワクする気持ちだったりもすごく大きかったです。自分の気持ちをストレートに保原さんにぶつけても、受け止めてもらいつつ、保原さんの意見も言ってもらうなど、ぶつかり合いながらできていました。移籍してよかったなと思っています。パートナーがいないとできない種目なので、そこに対しての感謝は常に持ってプレーするようにしてます。

取材/バドミントン・マガジン編集部、平野貴也、吉井信行

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投稿日:2025/12/27
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