【全日本総合2025】「できることを一戦一戦やるだけ」(福島由紀)「コンディションを踏まえた戦い方もできている」(松本麻佑)<3日目/選手コメント13>

日本一を争う「第79回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日に東京・京王アリーナで開幕した。大会2日目の27日は、各種目2、3回戦が行なわれた。ここでは注目選手のコメントを紹介する。

女子ダブルス
福島由紀&松本麻佑
(岐阜Bluvic/ほねごり相模原)

3回戦結果:川添麻依子/宮﨑淳美(岐阜Bluvic)に2-0で勝利

――試合を終えて

福島 昨日よりは集中して、体も少し動いたので、よかったかなと思います。

松本 今日は自分もしっかりラリーできましたし、集中力を上げて、決めるべきところをしっかり決められたので、よかったと思います。

――松本選手は混合ダブルス後の試合。疲れは?

松本 多少、いつもはミスらないようなところでミスしたりといったことは昨日も今日もありましたけど、しっかり修正していけたらと思います。

――明日の試合に向けて

福島 明日もしっかり準備をして、ケガをしないように終われればいいのかなと思います。

松本 相手も強くなっていくと思うので、気持ちを入れて戦いたいと思います。

――全日本総合というタイトルについては

福島 強いて言うなら、パートナーを変えても優勝できるというところを見せたいなという思いがある反面、体のコンディション的には不利というか、なかなか厳しいのかなという気持ちもあります。そこは高望みせず、できることを一戦一戦やるだけかなと。

――ペアを組んで1年戦ってみて

福島 ツアー優勝したり、ツアーファイナルズの決勝にいけるというのは、なかなか頑張ったと、正直、自分たちを褒めたいなと思います。形をつくっていく中で、お互いに難しいところはありましたが、それを話し合いながらやってきた結果なのかなと思います。

松本 勝ったり負けたりは当たり前の世界で、タイトルを取ることもあり、負けることももちろんありましたけど、1年を通したら、結構いい成績が出せたんじゃないかと思っています。試行錯誤しながら、コンディションを踏まえた戦い方というのも、考えながらできているので、毎回、次につながる試合にはなっています。

中西貴映&岩永鈴
(BIPROGY)

3回戦結果:清瀬璃子/原菜那子(岐阜Bluvic)に対し、途中棄権で敗退

――途中棄権となったが、試合を終えて

中西 優勝したいという気持ちがこの1年ずっとありました。でも、コンディション的にベストでは入ってこられなくて、ワールドツアーファイナルズの時から、ちょっと難しい状態ではありましたけど、(総合に)出ないといけないという気持ちもあったし、最後まで戦いたかったんです。ただ、試合の中でも(岩永の肩の)痛みがすごく増している状態だったので、ダメだねという感じでした。

岩永 昨日、試合をやってみて、思ったよりも大丈夫そうだったのですが、今日の朝になって、やっぱり(右肩の)痛みが増していって、試合をやっていくうちに、だんだん、何もしなくてもズキズキと痛んできてしまいました。第1ゲームは大きい展開になってしまって、こっちも苦しくなったし、この展開でやっても肩が痛くなるだけだったので、第2ゲームは早めのタッチでラリーをすぐに切れるようにやったのがよかったかなと思います。ただ、そのまま続けて、試合に勝ったとしても、あと3試合勝たないと優勝できないですし、いつか棄権するぐらいなら、悪化し過ぎる前に(棄権の判断を)と思いました。全日本総合は、毎年、あまりよくなくて、ケガをしたり、棄権したり。今年は優勝したいと思っていましたけど、大会に入る前から状態を上げられませんでした。そこはしっかりと反省して、来年は年末にも調整していけるように頑張りたいです。

 

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投稿日:2025/12/27
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