11月12日に開催されたBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン2025（熊本県立総合体育館／Super500）2日目は、各種目1回戦が行なわれた。多くの日本選手が出場し、海外の強豪選手と熱戦を繰り広げている。
男子シングルスは、奈良岡功大（上写真）、西本拳太らが1回戦に登場。奈良岡は香港OPで敗れた長身のインド選手に2−0で勝利。2回戦に勝ち進んだ。西本もタイの実力者、カンタフォン・ワンチョレン（タイ）を13本オールで下し、初戦を突破している。
女子シングルスは、山口茜、髙橋明日香、明地陽菜らが白星スタート。近況好調の奥原希望も、タイ選手にファイナルゲーム12本で勝利を飾り、2回戦に進出している。一方、第2シードの宮崎友花は、台湾選手に苦杯。0−2のストレート負けを喫し、初戦敗退となった。
ダブルス勢は、男子ダブルスの霜上雄一／野村拓海（上写真・手前）、松居圭一郎／玉手勝輝、川邊悠陽／松川健大の3ペアが2回戦へ。4ペアが登場した女子ダブルスは、韓国マスターズ優勝（Super300）の鈴木陽向／山北奈緖が1回戦を勝ち上がった。混合ダブルスは、国内では今大会がペアとして最後となる緑川大輝／齋藤夏が勝利。予選でタイの強敵を下した柴田一樹／大澤陽奈、そしてベテラン同士でペアを組んで出場している古賀輝／松友美佐紀も、2回戦へと駒を進めている。
11月12日の結果、13日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦（11月12日）
小川翔悟②〔21−14、21−9〕０●ジャスティン・ホー（マレーシア）40分
西本拳太②〔21−13、21−13〕０●カンタフォン・ワンチョレン（タイ）43分
田中湧士②〔22−20、9−21、21−14〕１●慼又仁（台湾）64分
奈良岡功大②〔21−16、21−11〕０●アユシュ・シェティ（インド）45分
武井凜生●１〔21−18、17−21、22−24〕②王子維（台湾）76分
大林拓真●０〔15−21、10−21〕②アルウィ・ファルハン（インドネシア）42分
渡邉航貴●０〔12−21、16−21〕②ラクシャ・セン（インド）39分
【女子シングルス】
▼1回戦（11月12日）
杉山薫●０〔11−21、12−21〕②黃宥薰（台湾）33分
宮崎友花●０〔19−21、13−21〕②宋碩芸（台湾）49分
髙橋明日香②〔18−21、21−12、21−13〕１●白馭珀（台湾）57分
山口茜②〔22−20、23−21〕０●陳肅諭（台湾）38分
奥原希望②〔21−19、15−21、21−12〕１●ピチャモン・オパトニプット（タイ）65分
水津愛美●１〔21−13、9−21、17−21〕②董秋彤（台湾）65分
近藤七帆●０〔16−21、11−21〕②ウォン・リンチン（マレーシア）41分
久湊菜々●０〔14−21、6−21〕②林湘緹（台湾）29分
古川佳奈●０〔19−21、16−21〕②ベイウェン・ツァン（アメリカ）
明地陽菜②〔21−8、21−18〕０●仁平菜月42分
【男子ダブルス】
▼1回戦（11月12日）
小野寺雅之／谷岡大后●０〔12−21、15−21〕②徐承宰／金ウォンホ（韓国）34分
川邊悠陽／松川健大②〔21−18、21−19〕０●催率圭／ゴーVS（韓国／マレーシア）40分
霜上雄一／野村拓海②〔23−21、21−14〕０●デチャポル／ウェドラー（タイ）41分
松居圭一郎／玉手勝輝②〔18−21、21−18、21−8〕１●相澤桃李／佐野大輔62分
【女子ダブルス】
▼1回戦（11月12日）
鈴木陽向／山北奈緖②〔21−13、9−21、23−21〕１●許雅晴／宋祐媗（台湾）60分
石川心菜／平本梨々菜●０〔13−21、13−21〕②孔熙容／キム・ヘジョン（韓国）37分
新見桃芭／相磯美心●１〔21−18、9−21、17−21〕②ティナー／タン（マレーシア）53分
上杉杏／青木もえ●０〔8−21、12−21〕②鄭ナウン／李ヨンウ（韓国）33分
【混合ダブルス】
▼1回戦（11月12日）
川邊悠陽／石川心菜●０〔17−21、10−21〕②デチャポル／スピッサラ（タイ）34分
松川健大／清瀬璃子●０〔23−25、11−21〕②陳政寬／許尹鏸（台湾）38分
霜上雄一／保原彩夏②〔21−17、21−13〕０●ゴーSH／ライSJ（マレーシア）38分
相澤桃李／倉島美咲●０〔13−21、12−21〕②クリスチャンセン／ボエ（デンマーク）30分
柴田一樹／大澤陽奈②〔21−14、19−21、21−12〕１●何志偉／孫亮晴（台湾）50分
緑川大輝／齋藤夏②〔21−14、21−15〕０●スパク／オーンニチャ（タイ）34分
古賀輝／松友美佐紀②〔21−8、21−10〕０●J・ライ／C・ライ（カナダ）26分
大会3日目（11月13日）
2回戦の対戦カード
【男子シングルス】
奈良岡功大 − 田中湧士
小川翔悟 − ロー・ケンイゥ（シンガポール）
西本拳太 − コク・ジンホン（マレーシア）
【女子シングルス】
山口茜 − 奥原希望
髙橋明日香 − N・K・ディンダ・アマルティヤ・プラティウィ（インドネシア）
明地陽菜 − グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン（インドネシア）
【男子ダブルス】
熊谷翔／西大輝 − タンWK／アズリン（マレーシア）
霜上雄一／野村拓海 − ヤップ／アリフ（マレーシア）
山下恭平／緑川大輝 − テオEY／オンYS（マレーシア）
川邊悠陽／松川健大 − 李哲輝／楊博軒（台湾）
松居圭一郎／玉手勝輝 − ゴーSF／N・イズッディン（マレーシア）
【女子ダブルス】
清瀬璃子／原菜那子 − 林芝昀／許尹鏸（台湾）
福島由紀／松本麻佑 − ラハユ／ラマダンティ（インドネシア）
保原彩夏／廣上瑠依 − オンXY／カルメン・ティン（マレーシア）
鈴木陽向／山北奈緖 − 中西貴映／岩永鈴
※五十嵐／志田はキケン
【混合ダブルス】
緑川大輝／齋藤夏 − スミス／ガイ（アメリカ）
古賀輝／松友美佐紀 − ルッタナパク／ジェニシャ（タイ）
霜上雄一／保原彩夏 − 劉廣珩／鄭宇倢（台湾）
柴田一樹／大澤陽奈 − クリスチャンセン／ボエ（デンマーク）
文／バドミントン・マガジン編集部
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