【韓国オープン2025】山口茜が決勝でアン・セヨンを2−0で退け優勝!中西&岩永は今季3回目の準V!<決勝戦結果>

9月28日に開催されたBWFワールドツアー・韓国OP(水原/Super500)最終日には、各種目の決勝戦が行なわれた。日本勢は、女子シングルスの山口茜、女子ダブルスの中西貴映/岩永鈴が今季ツアー初優勝をめざして決勝に臨んだ。

5日目/準決勝結果
(9月27日)

4日目/準々決勝結果
(9月26日)

3日目/2回戦結果
(9月25日)

2日目/1回戦結果
(9月24日)

初日/1回戦結果
(9月23日)

女子シングルス決勝では、山口茜(上写真)が地元韓国のアン・セヨンと対戦。これまでの対戦成績は14勝14敗とまったくの五分。第1ゲームは、山口が積極的な攻撃で主導権を握り、9−5、13−8、17−14とリードを保って試合を進める。後半はアン・セヨンに17オールとされたが、スピードを緩めなかった山口が再び突き放し、21−18で勝ち切った。第2ゲームも、お互いに質の高いラリーを見せながら、中盤10−8。ここから山口が6連続得点で一気に流れをつかむと、その後は主導権を譲らず21−13で勝利。8月の世界選手権で金メダルを獲得した山口が、ワールドツアーでは今季初優勝を果たした。

女子ダブルスの決勝では、中西(上写真・右)/岩永が韓国の孔熙容/キム・ヘジョンと対戦。第1ゲーム前半は12−6と日本ペアがリードしたが、ここから韓国ペアがねばり強く追い上げて終盤に逆転。中西/岩永は19−21で先制を許した。続く第2ゲームも、孔熙容/キム・ヘジョンが中盤以降ポイントを重ね、15−9とリード。中西/岩永も終盤に巻き返しを図ったが及ばず、最後は21−12で韓国ペアが勝利。中西/岩永は準優勝で大会を終えた。

このほかの種目では、男子シングルス決勝をジョナタン・クリスティ(インドネシア/上写真)が制して優勝。決勝ではアンダース・アントンセン(デンマーク)とのファイナルゲームを、最後17本で制して頂点に立った。男子ダブルスは、韓国の徐承宰(ソ・スンジェ)/金ウォンホが、インドネシアのアルフィアン/フィクリを16本、21本で下して地元V。混合ダブルスは、中国ペア対決を馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)が制している。

9月28日の決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−10、15−21、21−17〕1●アンダース・アントンセン(デンマーク)75分

【女子シングルス】

山口茜②〔21−18、21−13〕0●アン・セヨン(韓国)45分

ライバルであるアン・セヨンの地元で優勝を飾った山口茜(右)

【男子ダブルス】

徐承宰/金ウォンホ(韓国)②〔21−16、23−21〕0●アルフィアン/フィクリ(インドネシア)50分

5種目中、唯一地元Vとなったのが男子ダブルスの徐承宰(左)/金ウォンホ。今季8個目のツアー優勝となった

【女子ダブルス】

孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)②〔21−19、21−12〕0●中西貴映/岩永鈴50分

世界選手権銅メダル以降も好調をキープする中西(左端)/岩永。今季の初Vは逃したが、3回目の準優勝の成績を残した

【混合ダブルス】

馮彦哲/黄東萍(中国)②〔25−23、21−11〕0●蒋振邦/魏雅欣(中国)42分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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投稿日:2025/09/28
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