【中国マスターズ2025】山口茜が世界女王の貫禄!インドネシアのホープを2-0で退けてベスト4進出!<準々決勝結果>

9月19日に開催されたBWFワールドツアー・中国マスターズ(深圳/Super750)4日は、各種目準々決勝が行なわれた。

3日目/2回戦結果
(9月19日)

2日目/1回戦結果
(9月18日)

初日/1回戦結果
(9月17日)

女子シングルスは世界女王の山口茜(上写真)が、世界選手権・準決勝で対戦したプトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)と対戦。同大会ではファイナルゲームを演じている山口だったが、今回は第1ゲームを21−14で先制すると、続く第2ゲームも11本で圧倒。貫禄の勝利でベスト4進出を決めた。準決勝ではアン・セヨン(韓国)と激突する。

中西貴映(上写真・左)/岩永鈴、福島由紀/松本麻佑の2ペアがベスト8に勝ち残っている女子ダブルス。香港OP(Super500)準優勝に続く上位進出をめざした中西/岩永は、中国の譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シァンシュ)と対戦する。第1ゲーム、激しい点の取り合いとなった中、中西/岩永が22−20で制してプレッシャーをかける。しかし、ここで強さを発揮したのが中国ペア。第2ゲームは7連続ポイントなどでファイナルゲームに持ち込むと、その最終ゲームは譚寧/劉聖書が8−1とリードを広げる。中西/岩永も中盤に差を詰めて8−12と4点差まで迫ったが、最後は中国ペアに振り切られて10−21で敗戦。準決勝には進めなかった。

福島/松本(上写真・左)は、韓国の孔熙容(コン・ヒヨン)/キム・ヘジョン(韓国)と対戦。2回戦で五十嵐有紗/志田千陽を74分の激闘の末に下した相手に対し、第1ゲームは福島/松本が17−11とリード。しかし、ここから6連続失点で同点にされると、そのまま逆転を許して19−21。第2ゲームは韓国ペアに8−13と先行された福島/松本だが、懸命に追い上げ14−16と2点差。日本ペアに流れが傾いたかに見えたが、ここで再びポイントをつかんだ韓国ペアが逃げ切り、福島/松本が0−2のストレート負け。ベスト4には届かなかった。

男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾(上写真・右)は、韓国の徐承宰(ソ・スンジェ)/金ウォンホとの勝負に挑む。第1ゲームは保木/小林が21−11で先制。しかし、第2ゲームは韓国ペアが一気にポイントを奪って21−6で取り返すと、ファイナルゲームは互いに主導権を渡さず後半へ。17オールから先に抜け出したのは、韓国ペア。保木/小林のねばり及ばず、最後は韓国ペアが21−17で勝利。上位をねらった保木/小林だが、今回も韓国ペアの壁に阻まれ準々決勝で敗退した。

9月19日(準々決勝)の結果、20日(準決勝)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(9月19日)

クリスト・ポポフ(フランス)○〔21−11、11−4〕0●クンラビット・ビティサラン(タイ)24分

翁泓陽(中国)②〔26−24、21−12〕0●慼又仁(台湾)57分

林俊易(台湾)②〔21−16、21−15〕0●李詩灃(中国)42分

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−18、21−14〕0●アレックス・ラニエ(フランス)50分

▼準決勝(9月20日)

クリスト・ポポフ(フランス) − 翁泓陽(中国)

林俊易(台湾) − アンダース・アントンセン(デンマーク)

【女子シングルス】

▼準々決勝(9月19日)

アン・セヨン(韓国)②〔21−14、21−13〕0●プサルラ・V.シンドゥ(インド)38分

山口茜②〔21−14、21−11〕0●プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)33分

韓悦(中国)②〔22−20、13−21、21−19〕1●陳雨菲(中国)65分

キム・ガウン(韓国)②〔13−21、21−17、21−11〕1●王祉怡(中国)63分

▼準決勝(9月20日)

山口茜 – アン・セヨン(韓国)

キム・ガウン(韓国) − 韓悦(中国)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(9月19日)

徐承宰/金ウォンホ(韓国)②〔11−21、21−6、21−17〕1●保木卓朗/小林優吾53分

アルフィアン/フィクリ(インドネシア)②〔21−16、21−11〕0●ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)34分

シェティ/ランキレッディ(インド)②〔21−14、21−14〕0●任翔宇/謝浩南(中国)38分

A・チア/ソーWY(マレーシア)②〔21−19、21−18〕0●マウラナ/カルナンド(インドネシア)39分

▼準決勝(9月20日)

徐承宰/金ウォンホ(韓国) − アルフィアン/フィクリ(インドネシア)

シェティ/ランキレッディ(インド) − A・チア/ソーWY(マレーシア)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(9月19日)

譚寧/劉聖書(中国)②〔20−22、21−16、21−10〕1●中西貴映/岩永鈴67分

孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)②〔21−19、21−15〕0●福島由紀/松本麻佑52分

賈一凡/張殊賢(中国)②〔21−14、21−12〕0●楊雅婷/楊霈霖(香港)38分

李紹希/ペク・ハナ(韓国)②〔23−21、19−21、22−20〕1●ティナー/タン(マレーシア)88分

▼準決勝(9月20日)

譚寧/劉聖書(中国) − 孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)

賈一凡/張殊賢(中国) − 李紹希/ペク・ハナ(韓国)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(9月19日)

蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔20−22、21−18、21−8〕1●ルッタナパク/ジェニチャ(タイ)61分

デチャポル/スピッサラ(タイ)②〔21−13、21−12〕0●葉宏蔚/チャンNG(台湾)30分

チェンTJ/トーEW(マレーシア)②〔21−12、12−21、21−17〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)61分

馮彦哲/黄東萍(中国)②〔21−11、21−12〕0●郭新娃/陳芳卉(中国)35分

▼準決勝(9月20日)

蒋振邦/魏雅欣(中国) − デチャポル/スピッサラ(タイ)

チェンTJ/トーEW(マレーシア) − 馮彦哲/黄東萍(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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投稿日:2025/09/20
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