【ジャパンオープン2025】「できる限りのことはやったけど、単純に実力が足りなかった」(渡辺勇大)<選手コメント-3>

7月15日に開催されたBWFワールドツアー・ダイハツジャパンオープン(東京体育館/Super750)は各種目1回戦が行なわれた。ここでは、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げた、日本選手のコメントを紹介する。

混合ダブルス
渡辺勇大(左)&大澤陽奈

1回戦は緑川大輝/齋藤夏(日本)に0−2で敗戦

――ファイナルゲームの接戦だった

渡辺 やりたかったこと、やれなかったことはありましたけど、できる限りのことはやったかなと。ただ単純に実力が足りなかったというところだと思います。(意識した点は?)しっかり四隅を使う意識がありました。終盤は、前の意識が強くなってしまって、相手に詰められてしまいましたけど、全体的にはディフェンスもできていましたし、大澤も大きな展開になったところでしっかりと我慢してくれていたので、僕はミスをせずにつないで、よいコースに打って崩すことはできたかなと思います。

大澤 今回は勇大さんと組ませていただいたけど、自分の力不足を感じました。前衛でのタッチの遅さ、反応の遅さをすごく感じました。(前に詰めて得点も奪っていたが?)気持ちの面で、一番、引いてはいけないと思っていたので、行けるところは行こうと思ってやっていました。

――ペアとしてどれくらいの調整をしてきたか

渡辺 そんなにはやれてないですけど、各々が持っているもの(で戦うのがベースということ)と。試合にならないと分からないところもたくさんあるので。ローテーションなんかは、そんなに悪くなかったと思います。終盤とか、点数が欲しいところで相手の方がうまかったなという印象です。

――渡辺選手と組んで、学びを得ている部分は?

大澤 勇大さんが出す球に対して、自分の反応が遅れていて、1ラリー、1ラリーが勉強になりました。次の大会で生かせるようにしたいです。

――次に向けて

渡辺 もう1大会(マカオOP)出る予定なので、どのくらい練習できるかわからないですけど、自分たちがやるべきことをやって、1試合でも多く大会で輝けるように頑張りたいと思います。互いの個々のレベルアップが、ペアになったときのレベルアップにつながるので、練習を積んで、コンディションを整えることを継続してやっていきたいです。

大澤 今日は本当に悔しい思いをしたので、次の試合は勝てるように頑張ります。次に向けて、私も休んでいられないというか、今日の反省を無駄にしないようにしたい。

――渡辺選手は、新たに嘉村コーチのサポートを受けることになったが?

渡辺 一緒にコートに入ってやってもらいたいのと、コーチングシートに入って客観的なところの目線がほしかった。今回、初めてベンチに入ってもらいましたけど、やっぱり心強いし、長く一緒に戦ってきたライバルでもあるので、そういう気持ちの面も、僕のことを理解してやってくれているかなという印象です。

取材・構成/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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投稿日:2025/07/15

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