【シンガポールオープン2025】五輪メダリストペアの渡辺&松友、霜上&保原、奈良岡功大らが初戦を突破!<初日結果>

5月27日にBWFワールドツアー・シンガポールOP(Super750)が開幕した。大会初日は各種目1回戦の半分が行なわれ、日本勢も海外のライバルたちとの戦いに挑んだ。

混合ダブルスは、五輪メダリスト同士でペアを組む渡辺勇大/松友美佐紀(上写真・左)が、フランスの強豪ジケル/デリュウィ(フランス)と対戦。世界ランク11位のペアに対し、第1ゲームこそ16本で失った渡辺/松友だが、第2ゲームを19本で取り返すと、最終ゲームも19オールの接戦を先に抜け出し勝利。2回戦進出を決めた。同じく混合ダブルスの1回戦に臨んだ霜上雄一/保原彩夏も、インドペアを2-0のストレートで退け、初戦を突破している。

男子シングルスは、奈良岡功大(上写真)と田中湧士が1回戦に登場。前週のマレーシアマスターズ(S500)でベスト4に進出した2人だが、今回は田中がフランスのトマ・ジュニア・ポポフに0−2のストレート負け。奈良岡はインド選手とのファイナルゲームの競り合いを制し、2回戦に駒を進めている。

女子ダブルスの中西貴映/岩永鈴は、台湾ペアに2−1で勝利。女子シングルスは仁平菜月(上写真)が、デンマーク選手との1時間近い接戦を制して初戦を勝ち上がった。男子ダブルスの三橋健也/岡村洋輝は、パリ五輪銀メダルの梁偉鏗(リャン・ウェイカン)/王昶(ワン・チャン)から第1ゲームを奪ったものの、その後は相手が立て続けにゲームを制して逆転負け。初戦敗退に終わった。

5月27日(1回戦)の結果、28日(残りの1回戦)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼1回戦(5月27日)

奈良岡功大②〔14−21、21−10、21−14〕1●プリヤンシュ・ラジャワット(インド)66分

田中湧士●0〔19−21、15−21〕②トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)41分

▼1回戦(5月28日)

渡邉航貴 – 李詩灃(中国)

西本拳太 – クンラビット・ビティサラン(タイ)

【女子シングルス】

▼1回戦(5月27日)

仁平菜月②〔21−14、15−21、21−10〕1●リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)59分

▼1回戦(5月28日)

宮崎友花 – 林湘緹(台湾)

山口茜 – ポリーナ・ブフロワ(ウクライナ)

【男子ダブルス】

▼1回戦(5月27日)

三橋健也/岡村洋輝●1〔21−11、9−21、17−21〕②梁偉鏗/王昶(中国)43分

▼1回戦(5月28日)

保木卓朗/小林優吾 – テオEY/オンYS(マレーシア)

山下恭平/緑川大輝 – グタマ/イスファーニ(インドネシア)

【女子ダブルス】

▼1回戦(5月27日)

中西貴映/岩永鈴②〔21−19、19−21、21−17〕1●謝沛珊/洪恩慈(台湾)68分

▼1回戦(5月28日)

福島由紀/松本麻佑 – コルベット/ガイ(アメリカ)

志田千陽/松山奈未 – シン/プラムザシュ(インド)

【混合ダブルス】

▼1回戦(5月27日)

渡辺勇大/松友美佐紀②〔16−21、21−19、21−19〕1●ジケル/デリュウィ(フランス)67分

霜上雄一/保原彩夏②〔21−11、21−17〕0●スーリヤ/プラムザシュ(インド)30分

世界ランク28位で日本勢2番手の霜上(左)/保原が、台湾ペアを下して2回戦に進出

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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投稿日:2025/05/27

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