5月24日に開催された2025年日本ランキングサーキット(埼玉県・サイデン化学アリーナさいたま)最終日は、各種目決勝が行なわれた。ここでは、女子シングルスのコメントを紹介する。
【女子シングルス】
水津愛美(ACT SAIKYO)
古川佳奈(岐阜Bluvic)に2-0で勝利
「半年くらい前から今大会の優勝を目標に掲げていたので、素直にうれしいです。古川選手はねばり強いので、長い試合になるのは想定していた。点数にこだわりすぎず、焦ることなくプレーできたことがよかったです。2カ月くらい前に武下利一コーチから『体脂肪率や体重などを見直していこう』と言われて、自分で測定したり、気をつけながら生活してきました。毎日、トレーナーさんについてもらって、体幹や補強、アジリティ系など積極的に取り組んできたので、その効果が出ているのかなと思います」
古川佳奈
「ペースをつかみたい時に、どうしても自分のミスが出たり、相手がスピードを上げてきたりして、うまく取りきれなかったのが敗因かなと思います。常日頃から今井彰宏監督に『この競技は年齢じゃない。年齢が増すほど、ベテランが優位に立てるところもある』と言われています。フィジカル能力は、もしかしたら落ちていくのかもしれない。でも自分のチームには、まだまだトップでやっている二人(福島由紀、廣田彩花)がいるので、負けていられない。年下の選手に対しては、壁として立ちはだかりたいし、目標となってもらえる選手になることも、自分の目標の一つです」
取材・文/バドミントン・マガジン編集部、平野貴也
写真/菅原 淳
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