5月17日に開催されたBWFワールドツアー・タイOP(タイ・バンコク/Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本からは女子シングルスの宮崎友花、女子ダブルスの保原彩夏/廣上瑠依が決勝進出をかけて、ライバルたちとの勝負に挑んだ。
前週の台北OPで優勝を飾っている宮崎(上写真)は、準決勝で中国の陳雨菲(チェン・ユーフェイ)と対戦。2年前の熊本マスターズ(S500)以来となった2人の勝負は、第1ゲームを陳雨菲が先制。序盤に点差を広げ、宮崎を21−11に抑えた。
第2ゲームに入ると、宮崎が前半の競り合いを抜け出し12−8とリード。しかし、すぐに陳雨菲が14オールに追いつくと、再び接戦に。ポイントの奪い合いとなった後半は20オールまでもつれると、最後に2連取したのは陳雨菲。宮崎は逆転ならず、0-2のストレート負け。2大会連続の決勝進出はならなかった。
女子ダブルスの保原/廣上(上写真・左)は、マレーシアのティナー/タンと対戦。第1ゲームは、保原/廣上が前半に8−4と先行するも、11オールに追いつかれた後は、連続失点が重なり18−21で先制を許す。第2ゲームに入ると、今度はティナー/タンが大きくリード。保原/廣上も後半に点差を詰めたものの、最後まで捕まえきれずに12−21で敗退。決勝の切符は逃したものの、台北OPに続いてベスト4の好成績を残した。
5月17日(準決勝)の結果、18日(決勝戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝(5月17日)
クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−10、21−12〕0●ロー・ケンイゥ(シンガポール)43分
アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔18−21、21−13、21−16〕1●陸光祖(中国)80分
▼決勝(5月18日)
クンラビット・ビティサラン(タイ) − アンダース・アントンセン(デンマーク)
【女子シングルス】
▼準決勝(5月17日)
陳雨菲(中国)②〔21−11、23−21〕0●宮崎友花49分
ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)②〔21−9、21−18〕0●スパニダ・カテソン(タイ)47分
▼決勝(5月18日)
陳雨菲(中国) − ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
【男子ダブルス】
▼準決勝(5月17日)
ボー/ケアー(デンマーク)②〔21−13、21−12〕0●アルフィアン/アルディアント(インドネシア)33分
A・チア/ソーWY(マレーシア)②〔21−17、21−13〕0●キッテヌポン/デチャポル(タイ)38分
▼決勝(5月18日)
A・チア/ソーWY(マレーシア) − ボー/ケアー(デンマーク)
【女子ダブルス】
▼準決勝(5月17日)
ティナー/タン(マレーシア)②〔21−18、21−12〕0●保原彩夏/廣上瑠依45分
鄭ナウン/李ヨンウー(韓国)②〔21−17、21−19〕0●許雅晴/宋祐媗(台湾)55分
▼決勝(5月18日)
ティナー/タン(マレーシア) − 鄭ナウン/李ヨンウー(韓国)
【混合ダブルス】
▼準決勝(5月17日)
高家炫/吴梦莹(中国)②〔21−6、21−14〕0●鄧俊文/謝影雪(香港)28分
馮彦哲/黄東萍(中国)②〔21−18、21−13〕0●シャーナウィ/マルワー(インドネシア)44分
▼決勝(5月18日)
馮彦哲/黄東萍(中国) − 高家炫/吴梦莹(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
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