関東大学バドミントン春季リーグ戦の1部、2部最終戦が、5月5日に日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館で開催された。ここでは、日本体育大が優勝した男子1部のダイジェストをお伝えする。
【男子1部】
男子1部の最終日は、ここまで全勝できていた日本体育大と日本大の直接対決となった。優勝がかかった大一番で、先制したのは日本大だった。第1シングルスに出場した日本大の2年生・中森大空は、日本体育大の馬屋原光大郎に対してファイナルゲーム17本で競り勝ち、日本大が先制に成功する。
しかし、優勝に向けて意気込み高い日本体育大は、ここから反撃を開始。日本体育大の第2シングルス・中谷壱心が、今季3勝を挙げている好調さを最終戦でも発揮して千葉倫也にストレート勝ち。すると、第1ダブルスはエースの吉田翼/佐藤椎名も日本大の後藤拓人/江口心に対して2−0と完勝した。そして最後は、日本体育大の犬嶋宏介/竹澤陽生が、阿保龍斗/小原輝と競り合いながらも18本、20本で勝利して、日本体育大が歓喜に湧いた。

「優勝したい気持ちが強すぎるとミスにつながってしまう部分もある。一人ひとりが自分にできることを徹底すれば、最終的に優勝につながると思っていました」とは日体大の主将・馬屋原だ。ライバルの日本大や明治大との対戦も制し、全勝優勝を決めた日体大。今後の目標はもちろんインカレの優勝で、「インカレまであと2回、団体戦がある。最終的にはインカレで一番いいパフォーマンスを出したい」(馬屋原)と意気込んでいた。
【最終順位】
優勝:日本体育大
2位:日本大
3位:明治大
4位:法政大
5位:筑波大
6位:中央大
取材・文/吉井信行
写真/菅原淳
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